■らぶりぃ 洋ランの集い■  ペットと一緒に泊まる宿・温泉・グルメ・愛犬と一緒に天然温泉

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    ニュース速報!予約受付開始!!
  
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  の実生株の中で強健な赤白ビカラーのシブリング苗。
  クスバートソニーでは第4弾になる期待のフラスコです。
                             
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  クーラー室が無くても少しの工夫で栽培出来るようになります。

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   したブルータイプ。翡翠色が鮮やかで暑さにも寒さにも強い株のセルフ苗。
   フラスコの中での生育は良好でかなりの数がフラスコの中で開花していた
   のには驚きました。リューコシアナムは植え替えを嫌うためCPにせず、
   あえて2〜3苗の単鉢植えにしました。東京ドームで出店して販売しますが
   少量の本数ですので早めにご予約くださると確実です。
    フラスコ出し苗1年10カ月で花が咲きました。
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 ★クール種はフラスコ出し後の開花が早いのも魅力です。
   第2弾と第3弾のクスバートはなんとフラスコ出し7カ月で蕾が出ました。

   お問い合わせご予約は必ずお電話でお願いします。0224-34-3110


        初心者からベテランまで洋ランを楽しく学ぶ集い

   洋ラン栽培の大切な基本からクール種の研究・育種など

 ■らぶりぃ洋ランの集い■ IMG_0101 

     入会受付中!! いつでもどなたでも随時入会できます。会員会友の輪が広がり8周年!

        会報と通信教育で遠方の方も知識や情報などご自宅で学べます。

開催日・・・2015年度 毎月一回、開催いたします。(8月と2月を除く)
第七十一回419日・第七十二回52324日・第七十三回621日・第七十四回712日・8月お休み
第七十五回96日・第七十六回104日・第七十七回118日・第七十八回1213日・第七十九回

124日・2月お休み・第八十回36日を予定しています。開催日変更の場合はご連絡いたします。

「池袋サンシャインイティ世界のらん展」201518日〜12日開催出店出展 夕食会111日予定
     5
2324日は特別日程親睦会・総会・株交換会を行いますので是非ご予定お願いします。

 <開催時間> 午後100400日帰り参加可能  宿泊して参加の方は会員割引、個人指導、個人相談あり
 <場所> 「美食と温泉宿 らぶりぃ」にて  
 <会費> 年会費 3000円  年4回の四季会報にて集いでの内容やニュースを編集してお送りします。
 <集い参加費> お一人様 会員300円 一般500円 *友人・知人・ご家族どなたでもお気軽に参加できます。     
 ★集いの趣旨 
 日本全国の趣味家60名以上が会派を越えて学び合う集い
  2015
年末には初のクールオーキッド&洋ラン栽培技術の本も刊行予定

 北海道から広島まで会員は学生から初心者、ベテランまで幅広く60名を越えます。
 代表としては二つの目的があります。「高価で豪華で育てられない洋ラン」を「手頃で多彩で身近な洋ラン」
 として日本の風土に根付かせたい事と、枯れて当然のクール種を自らの手でシブリングして育種を重ねること
 で少しの工夫で育てられるようにしたい事です。日照時間は日本一少ない不毛地帯での栽培は大変ですが小さ
 くても魅力的なクール種の笑顔のために皆さんと楽しく有意義に学び合っています。日々進歩する学びにベス
 トな栽培はありませんが集いの会員会友と共にベターな栽培を心掛けていますのでご入会をお待ちしています。
 特異な会ですので役員はなく会員会友がそれぞれの持ち味を生かしてランへの想いを共有しています。
 池袋サンシャインシティ世界のらん展に出展と出店しておりますのでお立ち寄り下さい。

  本業の宿らぶりぃではオーナーシェフですので温泉とお食事の後はラン談義に花を咲かせましょう。
  洋ラン愛好家の方々は個人でも団体でもいらして下さいます。

 集いではどのようなことをするのでしょうか?  
 ●何よりも楽しくためになるをモットーに!
 ●栽培書ではわからない、その人の環境に合った育て方を勉強し合う。●洋ランの多彩で多様な性格を知って学んで
  仲良くなる。●温室なしでも育てられる洋ランや栽培方法について。●クールオーキッドの栽培の研究と探求。
 ●月例会の集いでは必ず一人1つの成果を!●希少種の保存とシブリング苗の育成
 ●四季報にて全員に月例会での皆さんのご意見、アイディア、質疑応答を編集しお送りします。
 ●随時皆様からの質問、意見、想いを募集し(無記名可)、それを集いで発表し勉強の場とする。
 ★集い参加特典 ○洋ラン栽培の本や洋ラン栽培研究資料の無料貸し出し  ○分け株やシブリング苗や資材の安価購入 
  ○随時入会可能  ○遠方の方、日程が合わなくて参加できない方でも会報で楽しめます。  

  藩 世英(ばん せいえい)のプロフィール 
  ◇美食と温泉宿らぶりぃのオーナーシェフ  全日本蘭協会会員 各種洋ラン栽培の本を執筆
  東京ドーム世界らん展2006年日本大賞受賞2007年世界蘭会議特別賞受賞 世界らん展2007年より出店ブース 
  ◇「夢ランからの伝言ランへの想い」の執筆◇仙台市、洋ラン愛好会での講演、講師      http://www.orchidworld.jp/
  インターネットで「洋ランページ」「洋ラン栽培」「洋ランの世界」を公開   http://www.p-lovely.com/ 
  ★ らぶりぃ洋ランの集いに入会・参加ご希望の方は〒・住所・氏名・電話番号を記入し会費を同封して

 下記のところへお申し込み下さい。電話でのお問い合わせもどうぞ!(会費は当日持参も可)

989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字上の原168-82  TEL 0224-34-3110  FAX 0224-34-3749
            
美食と温泉宿 らぶりぃ内  「らぶりぃ洋ランの集い」  代表 藩 世英 

 

   洋ラン関係のお薦めリンク先

花と遊ぶ・・・東京在住で東洋ランから洋ランまで幅広いジャンルの蘭をとても上手に栽培し、近年は工夫を凝らしたクーラー室の中で小さなクールオーキッドも驚くほど見事に咲かせています。また、掲載されている写真はとてもきれいです。

The Genus Sophronitis  達家 清明さんのホームページ ・・・大阪在住の高名なソフロニティス栽培の研究家でもあり育種家。さらには栽培困難種である礼文アツモリや世界中の地生ランをも独自の創意工夫で開花させてしまうラン界における重鎮的存在です。

http://www.restrepia.jp/・・・金澤さんのクールオーキッド栽培記録

翠香’s Orchid World ・・・埼玉の鈴木さんのブログ

「トレハの虫かご」・・・御殿場の鈴木さんの昆虫ホームページ

 

新しい出展のご案内

 八年間もの長きに渡り皆様とお逢いする佳き祭典として出展と出店を積み重ねてきた

東京ドームでの世界らん展から新しく池袋サンシャインシティでの世界のらん展へ所を

移すことになりました。お正月明けの連休を挟んでの開催ですが、今までのような御身・

御心へのご負担なく純粋に美しいランの花を観賞していただける祭典と言えます。

洋ランは世界中に自生する種だけでも3万種にもなる植物の中で最も進化している知性

的な花、とりわけ熱帯の高山に自生するランは小さくとも魅力的な種が多くあります。

魅了されるだけでなく、育てるのが難しいランを日本で種から育てて、育て方を広めて

ゆく活動に励む日々は正に自分にとっての価値ある目的で忠実に取り組む年月でもある

のです。さて、新しい出展は全日本蘭協会という日本のラン界の歴史ある愛好会が主催す

る祭典です。華美なショーではありませんが、洋ランの魅力を感じられる真の洋ラン展示

会ですので今年も皆さんの笑顔とランの笑顔とがひとつになれることを願ってご案内いた

します。

会場・・・池袋サンシャインシティ文化会館2階 

 日時・・・201518日(木)〜12日(月・祝)10:0018:00(最終日15:00終了)

 会場案内図がありませんので受付にて「らぶりぃ」のブース(店)をお聞き下さるよう

お願いします。地図は下記のものを参考にしてください。

今回は5日間なので薫は最終日12日(祝)一日のみの上京です。最終日は3時には終了

になりますので早めにおいで下さるようお願いします。私は7日搬入日より全日滞在して

皆さんのご来場をお待ちしています。私の店にもクール系のランを販売します。他に洋ラ

ンのみならずアクセサリーや資材のお店など30店以上出店しています。東京ドームのよう

な急な階段もなく入場料は無料ですのでお心使いはなさらないでお気軽にいらしてください。

サンシャインには水族館やプラネタリウムや古代オリエント博物館などの娯楽施設があり

専門街のアルタ、アルバやレストランも充実していてラン展以外の楽しみもできます。

皆様とお逢いするのを心待ちにしてご挨拶とします。     藩 世英・薫


   ■第六十七回 11月9日(日)月例会

         参加者4名(山形村山1名、仙台2名、福島1名) 
         いつものメンバー2組が欠席だったので少人数での例会でした。
       ●須藤さんのクスバートソニーの大株を見てみんなびっくり!おみごと!
         世界でクスバートを大株にできるのはアメリカのトムさんと須藤さんだけ。
         大株にするには3〜5年かかったそうです。春夏秋冬の季節に応じて
         適切に管理することが大切です。こまめに手をかけること。
        松浦さんのクスバートは夏にビール冷蔵庫に入れて温度25度〜15度に
        設定したら元気に夏越しできた。9月に外に出して日陰に置いて雨に当て
        たら弱ってハダニにやられた。クスバートは一度弱ると二度と回復しない。
        オージーズハイローは腐った根を取って小さい鉢に植え替えて水苔も少
        なくして早く乾くようにすれば、もしかしたら回復するかもしれない。
        冬は5℃〜8℃でも大丈夫、10℃あれば十分過ごせる。日光に当てて
        ムレないように風通しよくする。温度が低いときは水やりを気を付ける。
        春は外に出して陽に当てて雨にはあてないこと。夏は日中30℃になっ
        ても夜15℃になれば大丈夫。50%遮光する。秋は暖かい日に外に出し
        てもよいが温度に気を付ける。肥料をあげすぎると肥料やけしていまう。
        1年間の管理スケジュールをよく考えて自分の環境のことも考慮して
        クスバートにとって喜ぶ管理をすれば大株にできる。
       ●マウンテンマジックとリニアレイの種をまいてフラスコ苗が出来た。
        どんな花が咲くのかわからないが楽しみ。3〜5年で咲くかもしれない。
        育種は夢があっていいね!できれば皆さんもやってみては・・・
       ●セロジネは北方系と南方系がある。中温タイプで新芽と同時に花芽
         があがるもの、春に新芽があがる花が立つタイプはプラ鉢に水苔
         で水をどんどんあげると生長する。冬室内に置くなら10℃を保って
         底面灌水して葉にキリフキして湿度を保つようにすると良い。
       ●須藤さんから旬のラフランスをいただきました。とても甘くて美味し
         かったです。ありがとうございました。

     蔵王の風        11月例会

 11月例会の日は、晩秋から初冬へ季節が移り変わる時期とあって、
 どんよりとした空模様であったが、時雨雲はまだ空高くにあり、
 降りだしそうも無かった。このような空模様の里山は、赤や黄色の
 紅葉は意外と綺麗に映えるものである。街道筋の農家の裏山から
 黄金色に染め上げた銀杏の大木と、木守り柿が車窓に映ってきて、
 まるで風景画そのものである。♪♪
秋の夕日に照る山紅葉・・♪
 こんな唱歌がぴったりの情景であり、この年齢になってもついつい
 口ずさんでしまうのである。

さて、11月例会は、「サンシャインシテイ 世界のらん展2015」
  出展の話題で始まった。全日程は1月8日(木)〜1月12日
 (月・祝)
となっており、恒例の会員・会友の交流・夕食会は1月
 11日(日)である。日程調整や宿泊予約はすでに済んでいること
 と思いますが、日程が日程だけに早めの方が良いとのことであった。

つづいて、持ち寄り株の観賞と意見交換である。今回も多くの持ち
 寄り株があったが何と言っても山形 村山、須藤さんのクスバート
 ソニー開花大株は一級株に超が付く超一級株である。それが6株並
 ぶと「えっええ・・」であり、驚きと共に皆さんでしばらく見入っ
 ていた。藩さん曰く、「これぐらいの株を作出できる愛好家はそう
 はいないでしょう。」とのことである。その他、フラスコ出しから
 2年目の開花20株もまたすごい。見るからに健康そのものである。
 これを見ていた福島の松浦さん、「ほしい!」である。結局1株頂
 いて大喜びであった。よかったね。
また、松浦さん持ち寄りの
 クスバートソニーは、弱り加減のところに葉ダニにやられており、
 回復は難しいとのことであった。この例から、 他のランには無い
 ギザギザ葉の特徴を生かした光のとり方や、日照時間、温度や
 湿度といったクスバートソニーの育て方の基本を学習した。

次に、その他多くの持ち寄り株の観賞と意見交換となった。
  主なランに、Bc、ベキシラリウス、フロックス、リパリス、
 ステリス、セントスティリス、バルボ、ドラキュラ、リュ-
 シアナムなど、珍しいランを観賞した。

○いつもながら、休憩時間は賑やかになるのが常だが、
 須藤さんから山形特産のラフランスの差し入れがあり、
 皆さんで美味しく頂きながらの歓談となった。  
( 蔵田 )

     
   次回は第六十八回 12月14日(日)月例会 らぶりぃにて
        

   ■第六十六回 10月5日(日)月例会
        参加者5名(山形酒田1名、仙台2名、岩手花巻2名)
        稲刈りで忙しい方、体調を崩した方などで少し寂しい例会でした。
        
      ●カラーコピー機を新設したのでこれからは会報や写真をカラーで印刷できます。
        モノクロではわかりにくかった花や株の写真をたくさん印刷できますので皆様、
        会員の広場への投稿をお願いします。(ちょっとしたエピソードでもOKです)

       ●持ち寄り株について・・蔵田さんカトレアみごとに開花ラビアタ、柏田さんマス
        デレッドウィング・アングラータ・トライアンギュラスあまり目立たないが良く見
        ると可愛い花・リチャエオイデスの花あがりが良くなった、高橋さんクレイソ
        セントラム小さいブルーのきれいな花・ポリスタキヤ小さい可憐なクリーム色

         の花で根が飛び出てぶらぶらしているので固定すると新根が傷まないで
        伸びる。藩さんオージーズハイローとラエビフォリュームをかけてマウンテン
        マジックを作りたい・大輪のセロジネムーレアナ・ミルトニア・バンダテレス・
        デンドロリケナストラムはまるでサボテンのようだ・マキシラリアなど
      ●肥料についてバイオゴールドを使っている人が多い、バッドグァノは粉で水や
       り時に汚れるので粉を水で溶いて練って乾かすと固まってあげやすくなる。
       花付きがよくなるのでシースが上がったタイミングを見てあげると良い。
      ●ランの葉のメカニズム・・なごみを9月に外に出して強い陽に当てたら葉やけ
        した。室内のものを急に出して強い陽にあてると弱い株は葉やけする。熱帯
        のものは多少強い陽でも大丈夫なので外に出してもよいものもある。
       クスバートの葉は顕微鏡でよく見るとデコボコしていてクリスタルのようになっ
       ている、それは適度な光を長時間保てるようにするためのメカニズムらしい。
       葉が棒状のものはサボテンのように直射日光が好きなので強い陽に当てる。
      ●2015年1月サンシャインの世界の蘭展について・・詳しい地図と案内は11月
       会報でお知らせします。宿泊先予約と夕食会参加はお早めにご連絡下さい。
   ★追伸・・・会員の棟方くんがわからなかったダニを調べてくれたので助かり
        ました。「ササラダニ」という腐敗したコケなどを食べる良いダニだそうです。  

      蔵王の風                 10月 例会

   ○10月例会の日は、台風18号が太平洋を北上中で、朝から降りだし
    そうな天候であった。この台風は、今年最強の台風とあって、都市型
    台風被害が予想され、この日のトップニュースであった。御嶽山噴火
    被害の救助活動と相まって、とっても心配される空模様である。
    全国の会員、会友の皆さんの地域はいかがだったでしょうか。

    さて、10月例会は、持ち寄り株の観賞と意見交換から始まった。
    岩手の柏田さんのマスデ開花3株、レッドウイング、薄黄色花のトラ
    イアンギュラス、濃赤花のアングラータと、Den.ディチャエオイ
    デスの開花株。 酒田の高橋さん株は、クレイソセントラムは極小花で
    綺麗に咲いていた。ポリスタキヤもまた小さな白花で珍しいランであ
    った。藩さん株は、セロジネ.ムーレアナの白大花と、ミルトニアの
    2株は、5月の総会で群馬の見城さんから寄せられた株で、見事に咲
    いている。また、バンダ.ステレス、Den.リケナストラム、バル
    ボは珍しい株である。 私の株は、ラビアタ開花2株、などであった。
     観賞を通して、施肥のタイミングや、ネットオークションなどの、
    意見交換が行われた。

    つづいて、実物を観賞しながらの課題研究である。最初は葉焼けにつ
    いてである。外の同じ場所に置いて、葉焼けしたナゴミと、葉焼けし
    なかったリカステの違いはどうして起こるのか、ということであった
    が、結局、気温の差、遮光の度合い、通風、湿度などが影響するのでは
    ないか、となったが、そのメカニズム解明はこれからの課題となった。
    また、クスバートソニーの葉はどうしてザラザラしているか、という
    興味ある話題も出された。次は受粉作業の実演である。使われたのは、
    Den.クリソグロッサムとオージーズ「Hi−Lo」の開花株で
    ある。双方のおしべから、見えるか見えないかの小さな花粉塊を楊枝
    で取り出し、相手のめしべに移す作業である。非常に細かい作業で
    あったが、初めてのこともあって興味深く作業を観させて頂いた。

    ○9月会報は、カラー写真が豊富に取り入れられ、より一層見易くなり
    ました。これも、藩さんのご努力と、カラーコピー機の導入による
    ものと思います。これからも乞うご期待を。 
( 蔵田 )


       次回は第六十七回 11月9日(日)月例会 らぶりぃにて

   ■第六十五回 9月7日(日)月例会 らぶりぃにて
     参加者6名(山形酒田1名、村山1名、仙台2名、岩沼2名)
      

      ●来年1月8日〜12日サンシャインでの世界の蘭展に出店が決定しました。
       新年の食事会は1月11日(日)予定、参加お待ちしています。
     ●洋ラン栽培の本製作は病状悪化のため一時休止しています。良く成り次第続けます。
     ●ランの病害虫について・・・ウイルス、炭素病、黒点病、ダニ、スリップス、マイマイなど
       の食害といろいろな病気や虫の食害がある。ウイルスはうつるので水やりのとき注意
       する、隔離する、ハサミを消毒するなど気を付ける。症状がひどい場合は処分する。
       害虫の対処は殺虫殺菌をする。治療はできないので予防を心がけることが大切。
     ●持ち寄り株・・・秋山さんカトレアのデグビアナ、エンジェルラブ・デンドロのラメラタム、
       HWRA、エリア・藩さんベキシラリウス・リチャエオイデス・エビデンドラム・高橋さん
       デリカチュラム・クスバート・須藤さんアラオリ、プレウロサリス・蔵田さんイーグル

        アイ、ミルトニアなどの質問と勉強と観賞
     ●高橋さんからかりや梨の差し入れをおいしくいただきました。ありがとうございました。

     蔵王の風           9月 例会

   ○2ヶ月ぶりに開催された9月例会の日は、長く続いた曇天とは打って変わり、
    澄み切った青空が広がって、清々しい一日となった。まさに「天高く馬肥ゆる秋」
    である。蔵王山麓の広葉樹は心なしか赤み帯びていて、今年の紅葉は早まるので
    はないか、と、予感させられる風情を呈していた。
今年の夏はまた、雨が多く、
    長く降り続きましたね、特に関西方面の豪雨被害はたいへんでしたね。テレビに
    映し出される被害は、3年前の「東日本大震災」同様の被害状況で、当時を思い
    起こしながら見入っていました。 広島の楽君をはじめ、会員、同好の皆さんには
    紙面をお借りしてお見舞い申し上げます。

    さて、9月例会は、酒田の高橋さん、村山の須藤さん、地元の皆さんの参加で開
    催された。 はじめに、例年の、東京ドームでの「世界らん展」出展を休止して、
    2015年1月8日(木)〜12日(月)に開かれる「AJOS世界の洋らん展」
    への出展について、その概要と、恒例の会員交流会について話題になった。例年
    と異なるところは、写真展示をするパネルは無いので展示はしない。ランへの散
    水に難はあるが、トレイなどで対処する。展示会場での会員の交流は今後検討する。
    また、交流会・夕食会は、11日(日)とする。などである。皆さんの日程も、
    合わせてみてください。

    つづいて、ランの病気について、実物を観察しながらの勉強である。サンプルは、
    マスデとドラキュラ、ビクトリアレギネ、デプロカウロビューム。リカステなど
    である。それらのランを改めて指摘され、注視すると、葉脈の異状やまだら模様、
    陥没、白斑点などウイルスに冒されているのがわかる。その他、主な病気に黒
    点病や炭そ病があり、我々には根治は難しいとのことである。よって、日頃から
    良く観察すること。鋏の消毒、支柱や鉢つり具にも注意が必要であり、処分する
    ことが最良の方法かな、と、思った。 いい勉強になりました。

      引きつづき、持ち寄り株の観賞と意見交換である。藩さん株は、昨年12月、
    フラスコ出しのビクトリアレギネ24株である。育ちが良好株と一目でわかる。
    その他、Den、ベキシラリウス、ディチャエオイデス、Epiの開花株。
    須藤さん株は、C,アラオリの小さい株と白花。高橋さん株はクスバートソニ
    ーの元気株2株とアラテカウリナムとパルブラムは少し元気が無い。プラ鉢に
    ヤシボールを入れ、植え替えてはどうか、となった。
秋山さん株は、開花が
    無いC,ディグビアナ、Lc、1バルブから4本の花芽がのびるHwra、
    花の割には葉のでかいエリアなど、珍しいランを見せて頂いた。

    例会途中の休憩には様々な話題で盛り上がるのが常だが、今回は、高橋さん
    からの庄内ブランド梨の差し入れを戴きながらの歓談となった。

       美味しかったですね。ご馳走様でした。             ( 蔵田 )

        次回は第六十六回 10月5日(日)月例会 らぶりぃにて

  ■2014年度 第六十四回  713日(日)月例会 らぶりぃにて
   
参加者9名(岩手花巻2名、山形酒田1名、村山1名、仙台1名、福島3名、蔵王町1名)
   ●本の出版について・・会員みんなで作って皆で共有することに重点をおき、売る
     ことは二の次でなるべく予算の範囲内で良いもの価値のあるものを作りたい。
     趣味の会であり主役はランの花であるのだから皆で栽培を楽しみましょう。
   ●動画サイトに栽培の様子や例会の模様を投稿するのはいつも例会に来られない
     人や栽培方法に模索している若い人や世界中の人、国際的にも見てもらい、
     ラン栽培の楽しさを知って広めてもらいたいからである。もちろん
障りだけ
     の公開で「詳しくは入会して下さい」とする。
   ●夏越しについて・・遮光、温度管理、送風、外の置き場の管理などが大切。
     葉やけにも注意が必要。
   ●病気について・・ウイルスは人間の癌と同じでランも持っている。弱ったもの
     に出る。治らないので隔離するか処分する。ウイルスが出ないようにするに
     は元気に育てることが大切でありそれぞれの株に合う環境を作ってあげるこ
     とが最も大切である。自分の環境に合わないときは嫁に出すのも必要。
   ●持ち寄り株について・・マスデ・コリアセアの虫による交配で種ができた。こ
    の場合なにが咲くかわからないし株が弱るので種はすぐに取る。ビクトリアレ
    ギネは新芽がでてくれば大丈夫。山尾さんのリカステの植え替え、腐った根や
    傷んだ水苔を取りのぞいて新根と新芽を大切にしてきれいな水苔で植える。
    バルボは根やほふく茎がすぐに鉢から飛び出る。自然体にするか、気になると
    きは植え替えて飛び出しそうな茎を中に入れて固定する。アスコセンダはバン
    ダよりも育てやすい。蔵田さんのカトレアは毎年バルブが大きくなっているの
    で育て方が上手。藩さんのエリナセア昔はマスデだが今は属名が変わった。
    マスデを硬質プラ鉢にしたら根が伸びた。透明なので光の透りがよく、水持ち
    もよい。バークや軽石よりも水苔のほうが良い。秋に植え替える。ディチャエ
    オイデスの大株、育てやすくなったヘルウィギアナム、クスバートの観賞。
    須藤さん株ラウエッシービカラーは80pほど伸びて花も大きくてすばらしい。
    ゴールドメダルに値するほどみごとに咲いている。冬は50%の遮光して日差し
    の強いところへ置く、夏はクーラー室に入れるそうだ。デンドロのワァーメレ
    リー5年かけてやっと咲いた。クスバートは3号鉢の大株で花数が多い。この
    まま大株で育てるには慎重に気を付けて管理していく。
   ●カトレアの春に植え替えた後は水やりをどうすればいいのか・・新芽と新根が
    出てバルブが元気なものは2週間ぐらい水やりしない。それぞれの環境によっ
    ても違うが新根が出るまで水やりしないで大切なものはキリフキする。バルブ
    が完成して開花してから新根が出るタイプは春に植え替えしない。いろいろな
    タイプがあるのでそれぞれのタイプに合わせた水やりをすることが大事。

         蔵王の風                 7月 例会

       7月例会当日は、小雨が降り続き、梅雨の時期にふさわしい天候だったが
      近年の梅雨は、台風あり、豪雨あり、猛暑あり、で、梅雨時のイメージ
      とは似ても似つかぬ天候を呈していますね。2、3日前には「台風8号」
      が大暴れ、全国的にたいへんな被害をもたらしていました。
全国の会員、
      会友のみなさんの地域はいかがでしたか、 とっても気になっていました。

         蔵王・遠刈田花街道は、丁度、紫陽花が見ごろ、赤紫の色が一段と映え、
      ドライブを楽しませてくれます。また、ねむの木の薄赤花や、マタタビ
      の白い葉も、山里の初夏の風情を醸し出しています。

       さて、7月例会は、年末から来年にかけて発行予定の「栽培書」の準備
      状況についての中間報告から始まった。発行予定部数、会員の構成や協
      力分担状況、予算など検討中の部分もあるが、今後、より明確なってい
      くものと思います。 原稿は、まだ間に合います。是非寄稿を、とのこ
      とです。
また、年4回の「会報」発行は、プリンター印刷から、今売り
      出し中のカラーコピー機に切り替える、と、報告がありました。これか
      らは、より綺麗で充実した「会報」なるといいですね。

       つづいて、今の時期に相応しく、「夏越しの育て方」の経験交流と、
      栽培上の留意点の勉強会となった。項目は、気温の上昇と置き場、
      葉焼け防止。台風対策、乾き対策と散水、この時期の病気と対策など、
      会報「25号」を参考にして、詳しく説明があった。

         引き続き、持ち寄り株の観賞と意見交換である。地元会員山尾さんの、
      リカステとバルボは、鉢の大きさや、ミズゴケの傷み状況から、即、
      植え替えとなった。また、Den・クリスティアナムの開花株は新芽
      が伸びており、追肥が必要となった。藩さん株はいつもながらすばら
      しい株ばかりで、非常に参考になります。参考株は、マスデの半透明
      硬質プラに植えこんだ苗、ビクトリア-レギネの開花大株、クスバート
      ソニーの開花大株、ディチャエオイデス開花大株、ヘルウィギアナム
      の開花株、のクール種などである。また、村山の須藤さん株、一級品
      に超が付く超一級品のクスバートソニーの開花大株である。花芽は有
      に100を越え、山のように咲き乱れていて、めったにお目にかかれ
      ない豪華な株であった。その他に、ラウエェシ-の開花大株、ワーメ
      レリィーの開花株、ディチャエオイデスのつぼみ株、など、改めて、
      すばらしいランの観賞となった。

       須藤さんから山形特産の「小玉スイカ」の差し入れがあり、これま
      た甘くておいしい。参加者みなさんで、初物のスイカをご馳走になり、
      談笑しながらの例会となった。                    
( 蔵 田 )

   
    次回は第六十五回 97日(日)月例会 らぶりぃにて 8月はお休みです。
    

  ■2014
年度 第六十三回  615日(日)月例会 らぶりぃにて

      参加者10名(岩手花巻2名、宮城涌谷町3名、仙台1名、岩沼2名、福島2名)
     だれからも連絡がなく本日は書記の蔵田さんだけかなあ〜と思っていたら次々と集まって
     10名になりホットしました。総会後は集まりが悪いので心配していましたが良かったです。
    ●支柱の作り方と立て方について・・・ぐらぐらしていると生長が悪くなるのでしっかりとめる。
      根を痛めないような場所に支柱を立てる。なるべく鉢のヘリを利用する。株に合わせて
      自分で支柱を作る。
    ●ビクトリアレギネ・・・夏は雨よけして弱い陽があたる外の置き場に出す。肥料もあげない。
     カトレア・・・植え替えしたら水をあげず葉にキリフキする。新根が出たらたくさん水をあげる。
     根は堅いところを好むので鉢のフチや乾いた水コケ(乾くと水コケは堅くなる)のところへ
     伸びる。そのため乾かすことが大切です。
     リカステ・・・新芽が少し出たら外の置き場へ。遮光して雨よけもする。葉が大きく開いて
      きたらどんどん水をあげて陽にもあてる。茎元に水がたまると腐るので気を付ける。
      あまり強い陽にあてると葉やけするので午前中数時間だけにするとよい。
    ●今の時期に外へ出す意味は雨風陽にあてるため、丈夫なカトレアやデンドロは外の

      置き場へ出す。夏は葉が平らになる株は50%ぐらいの遮光が必要、葉が立つ株は
      がんがん陽にあてて多少黄色くなってもよい。
    ●持ち寄り株について・・・布施さんクスバートは鉢が大きいので小さくする。カトレアは
      プラバスケット植えよりも素焼鉢のほうがよい。新根が出たら植え替える。シュスランは
      屍になっていた。秋山さんアングレカムみごとな大輪のアルバ花、エンシクリアはめず

      らしいグリーンに白の花、ハメルウエルサラは上に茎があがるので植え替えが難しい。
     蔵田さんカトレア、レリアはすべてみごとに咲いて育て方がとても上達していました。

   蔵王の風              6月 例会

 6月例会当日は、前日までの梅雨の長雨から一転して、朝から晴れ渡り、
 初夏の清々しい一日となった。蔵王連峰の峰々には所々残雪が残っていて、
 夏山登山シーズン幕開けを思い起こさせる山容である。
例会会場のペンション
 「らぶりぃ」の背後には、南蔵王の山々が連なっており、その真中の、切り
 立って横広がりの山が屏風岳である。普段は稜線に沿って縦走するが、残雪
 が残るこの時期に限って、残雪伝いに登攀出きるのである(中級)。車を走
 らせながら約40年前頃の山旅を思い出していた。
蔵王連峰は観光無料道路
 「エコーライン」が整備されており、有名な火口湖「御釜」を見学しながら、
 蔵王の自然を満喫してはいかがでしょうか。

  さて、今回の例会は、福島の松浦さん、冨田さん、岩手の柏田さんご夫妻、
 地元県北の布施さんと園芸仲間のお二人、秋山さんご夫妻と、5月総会と
 打って変り、小ぢんまりとした例会であったが、質問・疑問が飛び交い、
 賑やかで、蘭栽培の基本に大いに役立つ例会となった。

  はじめに、支柱の立て方である。背高のビクトリアレギネやマスデのような
 ランであってもぐらつきを防ぎ、根に負担をかけない工夫が大切であり、
 そのための支柱の作り方、立て方の実習である。これは、実際にやってみな
 いとわからない。見本を持ち帰り、夫々練習することになった。それと、
 花芽を避けたビニール帯の巻き方、カイガラムシ防止のための使い捨て。
 先端を曲げた支柱の使用など、勉強になった。
 次にカルキ抜きした水の作
 り方と散水である。見本に、水道水をそのまま散水していたビクトリアレギ
 ネ苗の鉢6株と、カルキ抜きした水を散水していたクスバートソニー苗の鉢
 24株を目の前にして比較すると、違いは歴然としていて、ビクトリアレギ
 ネ株の鉢回りには白褐色の色が付着し、ランにとって良くないことが一目で
 わかる。では、カルキをどうやって抜くか、となって、浄水器や、金魚用カ
 ルキ抜き剤の約半分の使用で十分ではないかとなった。それと、梅雨注意、
 風通し、涼しさも大切な要因であり、置き場に注意することとなった。

 また、持ち寄り株を観賞しながら、栽培上の注意点の勉強になった。題材と
 なったのは、カトレアの植え替え、リカステの注水と肥料、ノビレ、ワルヶ、
 ロックレリアの育て方、そして、カイガラムシ防止策、遮光ネットの使い方、
 ミズゴケの質、クスバートソニーと鉢の大きさ、根が無くなったすすランの
 観察など、多面的な勉強会となった。
 珍しいランとしては、秋山さんの育て
 たアングレカム、エンシクリア.マリエ、C.グラニュロサ、ハメルウェル
 サラ、など珍しいランを観賞した。

  柏田さんから5月総会の写真を頂戴した。今年もまた私のランアルバムの
 新しい1ページとなった。
山形の須藤さん、今回は欠席となったが、サクラ
 ンボの収穫準備で大忙し、と推察します。

 「らぶりぃ」前の土手沿いに、蕾を付けた山ユリが散在していた。7月例会
 頃には開花して、私たちを迎えてくれると思います。
  ( 蔵田 )

         次回は2014年度 第六十四回  713日(日)月例会 らぶりぃにて     

  ■2014年度 第六十二回524日(土)25日(日)親睦会・会・株交換会らぶりぃにて
    宿泊参加者21名(大阪2名・神奈川1名・埼玉3名・群馬2名・長野2名・茨城4名・山形1名・仙台1名
             岩沼1名・多賀城1名・岩手花巻2名・北海道1名)
    日帰り参加13名(東京2名・埼玉1名・茨城2名・山形3名・仙台1名・蔵王町2名・岩沼2名)
    
   24日は親睦会6時から8時まで楽しく夕食を食べながら親睦を深めました。今年は立食パーティで
      いつも話をしない人と接してほしいとの願いから実施しましたが30分ぐらいでみんな座っ
      てしまいました。2次会は9時から11時に到着した斉藤さんを交えて午前2時ごろまで
      ラン談義に夢中でした。
    
    立食パーティ柏田さんの音頭で乾杯     たくさん食べてお腹いっぱいで座りました。
      
            2次会は午前2時まで斉藤さんをまじえてラン談義
   25日10時から総会、昼食後から株交換会で充実した一日を過ごしました。
    ●新入会員紹介・・山形酒田市高橋さん・山形寒河江市軽部さん・仙台市布施さん・大阪松村さん
    ●この会の運営についての説明
    ●洋ラン栽培本の発行について
    ●若い人たちへのアプローチについて・・インターネットを多く活用する。Facebook,Youtubeで
      温室公開、栽培方法を実践生中継など
    ●若者の近況報告・・埼玉江原くん高校合格し生物部で活躍中、茨城棟方くんも高校合格して、
       長野北澤さんは高校2年生フラスコで苗作りに挑戦、広島上野明楽くんは高校3年生で大学
       受験で猛勉強中?とのこと、みんな将来が楽しみです。
    ●茨城斉藤さんのお話・・洋ラン界の今後、老齢化による衰退、発展と展望について
    ●たくさんの寄付株をいただき株交換や株市オークションではとても盛況でした。
      特に須藤さん株、佐藤さん株、斉藤さん株は人気があり、すぐになくなりました。
    
     
                     総会の様子
    
    
      
      
                  株交換・株市の様子

     蔵王の風       2014年度 総会・親睦会

  「らぶりぃ洋ランの集い」恒例の総会・親睦会は、5月24日・25日の2日間、会場であるペ
   ンション「らぶりぃ」において、会員・会友34名の参加を頂いて、賑やかに開催された。

   当日の蔵王山麓は、新緑の爽やかな季節。広葉樹の萌黄色が眼に優しく飛び込んできて、清々し
   さと同時に命の輝きに触れることの出来る山麓である。 
また、山里の街道筋には丁度ふじの花
   と桐の花が、競い合うかのように咲き乱れ、黄緑色とのコントラストがとってもいい。それに、
   ウグイスの鳴き声と、ホトトギスの微かな声が加わって、心が洗われる思いがするのである。

  さて、今回の総会・親睦会は、月一例会を兼ねており、「集い」発足から数えて7年目に入り、
   62回目の例会となる。例会内容は回を重ねるごとに充実しているが、それに伴って会員数も
   飛躍的に増え、70名を数えるに至っている。仲間は全国に広がり、私のような初心者から、
  「日本大賞」受賞された3名の方を含めて、多彩な方々の会員構成である。
参加された34名の
   方々は、帯広の小椋さん、新会員 酒田の高橋さん、村上市の須藤さん、寒河江の軽部さんご夫妻
  、花巻の柏田さんご夫妻、新会員で県内涌谷の布施さんを始め地元のみなさん、茨城筑西の和田
   さんご夫妻、同じく斎藤さん、つくば市の大塚さん、川越の金澤さんご夫妻、飯能市の鈴木さん、
   加須市の高1生 江原君、東京の佐藤さんご夫妻、樋口さんと恋人、沼田市の見城さんご夫妻、
   長野の高2生 北澤さん親子、横浜の伊東さん、大阪の石川さんと新会員 松村さん、と、全国
   から、多彩な方々の参加となった。
中学生会員だった上記の江原君と茨城の棟方君のお二人は、
   今春、高校受験で難関を突破し見事合格しました。おめでとう、よかったね。
その結果、上記
   の北澤さん、広島の高3生  上野明君を含めて高校生会員は4名となり、頼もしい限りである。
   初日は、21名の一泊組みがあり、夜の部は全蘭会長の斎藤さんのご参加をいただいて、大い
   に盛り上がり、午前様まで続いた蘭談義の中、美味しい料理とともに、全国の美酒はすべて
   お腹の中に納まりました。

   2日目は総会、新会員の紹介と、午後は150株ほどの株市、株交換会である。総会では、
   めったにお聞きすることのできない斎藤さんによるご報告である。特に興味深かったのは、
   他の蘭団体との審査を含め、相互協力が進んでいることと、 台湾蘭事情や展示会の雰囲気は
   国内とはまるで違うこと、大株づくりや、展示会に持ち込む際の苦労話しなど、とても興味
   深い話をお聞きすることが出来た。藩さんからは、これからの目標として、クスバートソニ
   ーのブルー株の作出や、若い世代への普及を兼ね備えた定点カメラによる撮影を、インター
   ネット上で紹介するなど、斬新な話題が出された。

   午後の株市・交換会では、岡田蘭園さんからの協賛株も含め、150株ほどの株は、ほとん
   ど里親に引き取られていきました。

   最後に、柏田さんからアツモリソウの提供や、地元洋裁家 山尾さんから肘当てや小物入れ、
   和風草履の製造、販売を全国展開している寒河江の軽部さんご夫妻から靴の中敷きの提供や
   和風草履の半値提供を受け、賑やかで楽しい交流のうちに終了した。    
( 蔵田 )

   次回は2014年度 第六十三回  615(日 )月例会 らぶりぃにて

  ■第六十一回  420(日 ) 例会 らぶりぃにて
   
参加者11名(仙台2名・山形村山1名酒田2名・岩手花巻2名・岩沼3名・多賀城1名)

    
     ●クスバートソニーのフラスコ苗出し・・・素焼鉢植え、透明プラ鉢植えなどいろいろな植え方

      ●新入会員紹介(山形酒田の高橋さん)
      ●会員持ち寄り株の観賞・・・須藤さんドラキュラ、マスデコクシネアドワーフピンク、クスバートの苗
      秋山さんショーエンオルキス、サルコキリス、デンドロパナマレイク、ブロンカルティベニボタン
      蔵田さんインターメディアパソロアズール、クリソトキサム。藩さんマスデコリアセア、インポスター
      バルボSP、デンドロムーレアナム、プリムリナム、ポログロッサム、セラトスティリスなど
     ●質問・・・デンドロのバスケット植えのが根がはみ出して困っている。新芽がまわりにぐるっと出て
           いるのでどうすればいいか?
      答え・・・@そのまま一回り大きいバスケットに入れてまわりに新しい水苔を足す。
           A株分けして抜けている部分を取って良い部分だけ残して仕立て直す。
           どちらにするかは自分で考えて決める。
      質問・・・カトレアのシースがあがったが中のつぼみが腐ってしまった。
      答え・・・蒸れてしまったか水のやりすぎではないか。シースが腐ったら切って下のバルブまで
           腐らないようにする。冬は週2回の水やりは多すぎる。その人の環境にもよるが週1回か
           10日に1回ぐらいでよい。シースに水をかけないようにする。

     蔵王の風         4月例会
   4月例会の日は、桜前線が宮城に入ってから1週間になり、春爛漫の季節を迎えていた。
     蔵王・遠刈田の街道筋は、桜の回廊と共に、水仙、連翹、木蓮・こぶしなどの黄色や
   白の花が咲き乱れており、花街道に相応しい。
また、丁度この桜の季節と相まって、
   鎮守の森の、春のお祭りがある。
仙台茂庭(もにわ)から、村田そして蔵王町に至る
   県道沿いには、至る所で御祭禮の巨大な幟旗が風になびいている。この、風情ある山
   里の中、車を走らせていると、少年時代の思い出がよみがえり、懐かしさが込み上げ
   てくるのである。

   さて、4月例会は、山形酒田の新会員高橋さんと、友人の堀さんの参加をいただいて
   開かれた。
はじめに、先にフラスコ苗から育てていた20株ほどのクスバートソニー
   の元気な苗を観賞して、新しく出来上がったフラスコ(広口ビン)の観察と苗の取り
   出し、そして移植の作業である。これは、昨年12月例会の、ビクトリアレギネや、
   それ以前にも経験したが、大変難しい。殺菌や、根の土台づくり、素焼き鉢や、ポリ
   ポット鉢への植付けは、赤子を扱うように、である。だが、クール種を趣味とする人
   にとっては、とっても魅力的な作業であり、ラン愛好家は、一度は経験した方がいい。

     作業に入って分ったことだが、フラスコ内にあった沢山の苗の中には開花している苗
   もあったが、開けてみると根張り十分な苗の数は意外と少ない。良いものだけを選んで、
   1
0鉢ほど植え終わった。元気に育ってほしい。

      つづいて、持ち寄り株の観賞と、栽培上の留意点と意見交換である。ユニークランや
   珍しいランは、ショーエノルキス、サルコキラス、ドラキュラの開花株、ポログロッサム
   の開花株、バルボ・ロビーアルバ、セラトステリスの開花株など。また、ビクトリアネ
   ギネ、ブロンカルティ紅ボタンの大株、ウエンティアナム開花大株、プリムリナム、クリ
   ソトキサムの開花株、などのDen類、C、インターメディアの開花株、Masdコク
   シネアの開花大株やコリアセの開花株は見事な株であり、この株ように一度は咲かせた
   いものである。

     今回も、多くのランの観賞と意見交換、そして、めったに出来ないフラスコ苗の植え込
   み作業など、大いに勉強になった例会であった。
最後に柏田さんご夫妻からの岩手花巻
   特産、花見団子の差し入れを皆さんで頂きながら、インターネット上での交流の研究。
   栽培書の上梓に向けて、
5月総会・交流会について、意見交換が行われた。


    会友 会員のみなさんと、5月にお会い出きることを楽しみにしています。
       花巻の花見団子 本当に美味しかったなー。     (蔵田)

     次回は2014年 度 第六十二回  524日(土)25日(日 )親睦会・会・株交換会 らぶりぃにて

  ■第六十回  39(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
     
参加者6名(仙台2名・山形3名・岩手花巻1名)
   ●東京ドーム出店の反省と今後について・・・大雪で入場者が減少、らぶりぃのブースは順調でした。
     東京ドームの世界らん展は商業的でランの安売りバーゲンセールが目立ってきているので今後
     出店出展を全日本蘭協会主催「池袋サンシャインの世界の蘭展」に出店しようと思っているが、
     会員以外にあまり知られていないのでネットやモバイルやSNSで告知してほしい。
   ●新入会員4名が入会(板橋区野田さん、稲城市長澤さん、静岡県飯田さん、山形県軽部さん)
   ●肥料のサンプルを配布・・・粉末ハイポネックスは水に溶かして使う。リキダスは2000倍にする。
      青い容器のハイポネックスはクール種用で3000倍にして使う。3回肥料をあげるときは1回は
      有機肥料、1回は化学肥料、1回は高価で良い肥料にする。同じ肥料ばかりあげないでそれ
      ぞれ1回づつ違うものを使うとよい。
   ●会員の持ち寄り株・・・須藤さんのヒルティMasd.heathiiはみごとに開花、14輪もあがっている。
      マスデはプラ鉢にバーク植えよりも素焼鉢に水苔が良い。須藤さんは年3回ぐらい殺菌する
      そうです。柏田さんより夕食会の写真をいただき、めずらしい地生ランの観賞、蔵田さんの
      フィンブリアタムがやっと咲きました。藩さんよりクスバート苗1年に1回植え替えする。株元
      の傷んだ水苔を取り除いてきれいな水苔に変える、水苔は薄くして株元が浮かないように
      して鉢に深く植えてあげるとよい。デンドログラッシリコウレは黄色の花、房咲きで可愛い。
      バルボSPはエンジ色の小さい花、マスデコリアセアは根が太いが水が多いと根腐れする。
      マスデは棚下に置くと言われているが日当たりの良い所に置いたほうがよいものもある。
      デンドロパーブレウム(旧デリカチュラム)はベイマツの板付けにしたら花が咲くようになっ
      た。マスデメンドーサは花にシミがはいる。藩家では湿度が多すぎるのか虫にやられるか
      だと思う。リカステはアルカリをあげるとバルブの黒点病にならない。ミネワン(強アルカリ)
      牡蠣貝殻の粉末が黒点病の予防になる。
    ●近年は薬品を使って株や花を大きくすることが多くなっている。そのような株を購入すると
      すぐに弱ったり枯れたり、次に咲く花が小さかったり変な色や奇形のものが咲いたりする
      ので購入時には気をつけて買うこと。原種の良さも大切にしてほしい。

蔵王の風                      3月例会

 ○3月例会の日は、前日まで続いていた霙状態から打って変わり、早春独特の、日指しが
眩しいほどの天候に恵まれた。
里山は所々に白いものが残る程度で、春到来を予感す
るのに十分な風景である。村田町から蔵王町に抜ける県道沿いから眺める蔵王連峰の
山容もまたすばらしい。春独特の雪山の稜線と、コバルトブルーのコントラストは
この時期独特の景色で、まるで風景画そのものである。

 ○今回の3月例会は、第一回例会から数えて6年、60回目の節目の例会である。
この間、一回として休会になったことは無い。ただ一度だけだが、2011年3月
11日、東日本大震災二日後の30回例会の日は、大混乱の状況で開催が危ぶまれ
ていたが、山形の須藤さんの計らいで、会場の「らぶりぃ」へ、発電機などの必需
品を届けていただいたことによってその後の例会に繋ぎをつけ、今日を迎えること
が出来たのである。これからも皆さんのご協力で、充実した「会」にしていきま
しょう。

 ○さて、今回の例会には、山形の軽部さんご夫妻の参加をいただいて開かれた。
はじめに、2月の「世界ラン展」の話題から始まったが、内覧会から日曜日にかけ
ての荒れ模様の天候には、皆さん悪戦苦闘したようです。特に帰りのJR各線の乱
れには閉口したようです。私自身も4時間遅れで仙台に着きました。また、ブース
に出店している藩さんご自身、心身共に年々きつくなっていて、今年は特にひど
かったそうです。
確かに、密閉されたドーム内の、あの喧騒さの中で、搬入日を含
めて、丸11日間の活動は過酷ですよね。私自身、2泊3日でもへとへとです。
来年以降は開催期間・会場・全蘭主催などを考慮して「サンシャインシティ世界の
らん展」への参加を検討しているとの事です。
皆さんで盛り上げていきましょう。

 ○次に肥料の種類と、時期と施肥について、見本を手にとっての意見交換となった。
私自身自己流になりがちだが、正確にしないとランに負担を掛け、効果が薄まる
ことになりますよね。勉強になりました。
つづいて、持ち寄り株の観賞と意見交
換である。山形の須藤さん株、Masd・ヒルティの開花大株である。イグネア
とビーチアナの交配種とあって見事な株である。関連して、クーラー室と一般温
室の使い分けをどうするか、との話題については、地域に合った使い分けを、とい
う結論になった。また、藩さんのMasd・メンドーサは小型だが花付きの良い
株であった。リカステ大株も見事な株で、15個の花と蕾は圧巻である。その他、
Masd・コリアセア、米松に着生したDen・デリカチュラム、20株ほどの
クスバートソニーの苗など、1つ々取り上げ、根の観察や根茎の良し悪しなど、
株を目の前にしての勉強と、柏田さん株の地生ラン、オフリス、スぺキュラム
という小型の珍しい開花株や、フインブリアタム、グラシリカウレの開花株、
C・ルデマニアナの苗など、今回も多くのランを観賞した。     
( 蔵田 )

     次回は2014年 度 第六十一回  420(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
    ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。
    

  世界らん展2014東京ドーム 御礼

  八回目の出店・出展が皆様のお力添え、ご協力に支えられて終了しました。
  胸の中には二つの思いがありましたが、どれも願いのまま叶わずにいたと反省しています。

  ひとつは少しでも訪れて下さる皆様に何かしらの思い出を刻んでほしいという願い。もうひとつは
  出店する意義をより多くの方々に理解して頂き共にランの笑顔につなげたいという願いでした。
 私の力の至らなさを思い知るばかりでしたが、今回も多くの会員・会友・友人・知人そしてファン
 の方々とお会いできて、励まされ、たくさんの笑顔とお気持ちを頂戴しました。

 これからの一年間が来年のより良き出展への始まりになります。何事も小さな積み重ねを大切にし
 つつ初心と新しい展望を織り込んで生きることが明日への道を明るく照らしてくれるのでしょう。
 
育種に夢中になっています。最近は出品に無関心ですね。さて、大雪に見舞われての開催になって
 しまい来場出来なかった方もたくさんいましたが、らぶりぃ洋ランの集いの夕食会は例年になく心
 和む一時を過ごせました。函館の久保さんにはご多忙の中、会場選び等でお世話様でした。
 うちのブースは不思議なブースですね。らぶりぃ洋ランの集いとして、旧友・知人・親類の皆様と
 お会いする場として、また心ある個人的なファンの方々との出会いの花園として毎年この出展が
 一年の始まりのようでもあり、新しい一年の励みでもあるのです。だからこそ長年この出展には
 心血を注いできました。けれども東京ドームの世界らん展はかつての優雅さや華やかさを失い、
 あたかもランのバーゲンセールになってしまったと思いました。来年は正月明けに開催される
 池袋サンシャインシティの世界のらん展への出展・出店を決意しています。バーゲンの特価品
 とは無縁のらぶりぃのラン達にも喜んでもらえるでしょうし、ご来場くださる皆様にも真の世界
 のらん展を東京ドームのように多々負担をおかけせずに楽しんでいただけると信じていますので
 お心にお留め頂けますようお願い申し上げます。
 思い返せばこの八年間様々な事が身に起こりました。特大膀胱結石、右足裏の神経切断、心臓病、
 突発性難聴そして恒例の金欠病にも負けずに東京ドームに出展を成し得たのも多くの方々のご厚情
 とご協力があったからでした。本当にありがとうございました。さて、これで私のランへの想いが
 終わりはしません。来年からは本来出展したかった場所でより自分らしく出展することになります
 し、大好きな育種も今まで以上に励んでゆきます。会員・会友・ラン愛好家の皆様にはブースにい
 らして下さり、買い物をして下さりありがとうございました。友人・知人・親類の皆様も毎年お会
 い出来てうれしく思います。年齢に関係なく訪れて下さった女性ファンの方々にも心からありがと
 う。村松さん、たくさんお手伝いしてくれてありがとう。須藤さんをはじめ多くの会員からの寄付
 株は初心者や若い方への大きな一助になりました。柏田さんの記念写真、蔵田さんの執筆、秋山さ
 んの心遣い、皆様からのご寄附も心より感謝しています。来年は正月明けの池袋サンシャインシ
 ティ
で新春の笑みを交歓し合えることを心待ちにして御礼の言葉とします。    藩 世英
 
  
 皆様へのお願い・・・池袋サンシャインシティで開催される「世界のらん展」は老若男女を問わず
 ランを愛する愛好者に魅力を感じていただける世界のらん展へと先人の方々の多大な努力と献身で
 築かれています。一人でも多くのラン好きにこの情報を広めるために各自インターネット、モバイル
 フェイスブック、SNS等を活用して告知して下さるようお願いします。
 「サンシャインシティ世界のらん展2015」 201518日(木)〜112日(祝)
 池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビルにて開催  主催 全日本蘭協会
  ※らぶりぃ洋ランの集いも出展を決めました。中藤洋蘭園、松本洋ラン園、奥田さん、
    太陽園芸、エクアジェネラなどユニークなラン屋さんも多数出店しています。
  ※新年の夕食会は同会場にて110日・11日の両日を予定しています。

蔵王の風              2014年世界らん展

○世界らん展内覧会当日から、折からの南岸低気圧の影響をまともに受け、東京を始

 め、全国に深刻な積雪被害をもたらしていた。私は、仙台からの上京だったので、

 この低気圧を迎えに行くような形になり、東京に近づくにつれ、空模様は怪しく

 なっていた。案の定、夕方から猛吹雪に見舞われた。今回の大雪は、どの地域も

 例外なく、何十年ぶりの記録的な大雪となって、大災害をもたらしたがたが、丁度

 1週間前にも大雪に見舞われ、仙台は49年、石巻地方では78年ぶりの積雪を

 記録したとテレビで報じていた。それにしましても、天候異変を予感するのに十分

 な事象が多すぎますよね。今回の南岸低気圧は、本来3月から4月かけて降る

 「春のドカ雪」ですよね。それが2月、立て続けですからね。人工物は必ず壊れる

 し、自然は想像以上に猛威を振るうことを念頭に、心がけと準備が必要ですね。

 私たちはもはや「想定外」という用語は日本語には無いと思った方がいいと、そん

 な気持ちを強くした今回の経験でした。前置は長くなり大変申し訳ないが、東京

 で深刻な状況に遭遇したものですから、お許しください。

○さて、今年、2014年「世界らん展」は、岩手の柏田さんと藩さんからの特別な計

 らいによって、内覧会からの観賞機会を得て、二泊3日、「らん展」を、余裕を持

 って過すことができた。悪天候もあってか、入場者は例年に無く少ないように見受

 けられたが、開会行事が始まるころには、会場内はホットな雰囲気と、らんの香り

 に満たされていた。今年の大賞受賞株は、傍で見てビックリ、エピデンドラムの大

 株で、初心者の私には初めて見る、見応えのある株であった。同じ雛壇左には斎藤

 正博さんの優秀賞株、バンダであった。これまたすごい株である。私のような初心

 者から見て、「大賞株」とは甲・乙つけ難い株ではないかと思った。また、同じ茨

 城和田キミ子女史のオンシデサの原種株もすごいランで、入賞・トロフィー賞とし

 て展示されていた。展示コーナーには多くの「らぶりぃ」会員の出展があり、楽し

 く観賞することができた。

○「世界らん展 らぶりぃ」ブースは、数あるブースの中でもブースをベースに、普

  段はなかなか例会に参加できない全国の会員・同好の皆さんとの交流と、らん

  談義に花を咲かせる魅力のブースでもある。今年もまた、沢山の方々とお会いす

  ることができた。北海道の小椋さん、久保さん、樋口ご兄弟、岩手の柏田さんの

  ご家族、山形の須藤さん、軽部御夫妻、福島の松浦さん、冨田さん、茨城の和田御

  夫妻、関東圏の日馬さん、日高さん、佐藤御夫妻、金澤さん、鈴木さんと友人の

  鈴木さん、村松さん。村松さんには例年のことながらブースの準備からお手伝い

  いただいている。大阪の石川さん、兵庫の松村さん、広島の高校生楽君、その他

  地元宮城の同好の皆さんを始め、多勢の方々と楽しく交流することができた。

○また、夜の交流会も二日間に亘って催されたが、美味しい料理を前に、話が弾み、

  大いに盛り上がった交流会であった。

    会員、会友のみなさん、又お会いしましょう。           (蔵田)

          第五十九回  119(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて
    
参加者6名(仙台1名・山形1名・岩沼2名・岩手花巻2名)
    ●世界らん展東京ドームの内覧会と夕食会について・・・券と参加希望者
    ●展示用写真の締め切りは本日です。提出がまだの方はお早めに!
    ●本の出版について・・・洋ランの集い会員の趣味家が勉強したことを主体にする。
    ●とうほく蘭展の入場券について
    ●外国のラン店や国内のラン店でも薬品処理して株や花を大きくして売っている
      ところからランを買うと管理が難しい。新芽が伸びなかったり花が咲かなかったり
      枯れてしまうなど育てられないものが多いので注意が必要。
    ●持ち寄り株の観賞と勉強・・・Denアペルタム、リプロカウロリュウム、ボスリオキラス
      バルボのアンキロケロ、プレウロのトラネアタとマドロイ、ズートロフィラム、ソフロ
      ドラキュバリアのブルーボーイ、グラスカトレア、ビクトリアレギネ、Den.rigidumなど
    ●マスデを大株にするには栽培環境が良ければ仕立て直しすると良い。

       蔵王の風                   1月例会

   ○ 新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のご祝詞を申し上げます。
 全国の会員、会友、同好のみなさんのご健康と、そして、何よりも、ランを
 愛する者同志の交流と、切磋琢磨が、益々活発になることをお祈り申し上げ
 ます。
 1月例会の日は、大寒を翌日に控え、今冬一番の冷え込みとなって、小雪が
 舞う、肌寒い一日となったのだが、岩手の柏田さんご夫妻、山形村山にお住
 まいの須藤さんの言を借りると、「仙台のマイナス4〜5℃位の寒さは寒さ
 に入らない。」とのこと。そう言えば、ニュースで報道される北海道や東北
 北部のマイナス15〜20℃という気温には驚かされますね。当該地域の同
 好の皆さんにはお見舞い申し上げます。
 蔵王、遠刈田街道筋は白銀の世界が広がり、眩しいくらいである。こんな風
 景の中に車を止め、しばしの間、静けさを味わいながら、ウサギや、動物の
 足跡を見つけるのも、この時期ならではのことである。
 さて、1月の例会は、2月の「世界ラン展」を控えており、会場内のブース
 の写真展示や寄付株の応募方法、毎年恒例の夕食交流会の会場等が話題にな
 り、ブースを楽しい交流の場にしていきましょう、となった。私事で恐縮だ
 が、2月15日(土)初日の宿の予約には大変苦労したが、藩さんご夫妻の
 ご援助をいただいて、ようやく確保し、安心して夕食交流会に参加できる事
 となった。(教訓:土曜日の予約は早め々に、である。)
 また、「東北ラン展」への参加や出品について、栽培書の発行についての概
 要と原稿収集、例会の運営や今後の有り方について、等々、日頃はあまり話
 題にはならない事項について、幅広く意見交換が行われた。
つづいて、今月の例会もまた、多くのランを題材にしての勉強会と、持ち寄
 り株や珍しいランの観賞会となった。岩手の柏田さんの開花株、Den.
 rigidumは、極小さな綺麗な花を着けていて、とても可愛い花である。
 早速ブース展示用の写真撮影となった。山形の須藤さんの開花株、BC.
 Katnerineの小型株。珍しい花形である。これも写真撮影となった。
 地元の秋山さん株、バルボの開花株や、他、珍しい株多数と、S.cocci
 neaの開花株で、このSの薄ピンクがかった花の色は、見たことが無い。
 その他、教材となったランを挙げると、Den.ビオラセラ、アぺルタム、
 ビクトリア-レギネ、プレウロサリスの大株、ボスリオキラス、ドラキバア、
 秋山さんのジュートロヒラム等、初めて聞く種類も多数あった。
○最後に、ビクトリア-レギネ大株の糸巻き植え替え(11月)の根の確認と、
 バークとミズゴケの注水、管理の違いなど、今月も多くのランを題材にした
 勉強会であった。

      「世界ラン展」ブース番号H-70に集いましょう。      ( 蔵田 )

   次回は2014年 第六十回  39(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
    ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。
 

      ■第五十八回  128(日 )午後1時〜 例会 らぶりぃにて 
     
参加者4名(仙台2名・山形1名・福島3名)
     今回は新しい方が福島から参加しての勉強会になりました。
   ●世界らん展の出店について・・・洋ラン集い会員の写真展示の写真を提出して下さい。
     内覧会、入場券のこと、洋ランの集い会員の食事会について
   ●ビクトリアレギネは根づまりすると生長しなくなるので鉢増しの回数を多くする。
     一年に2〜3回少しづつ鉢を大きくする。水苔はなるべく薄く巻くと根の伸びが良い。
     他のデンドロと違い、冬に生長するので休眠させないで水と肥料をあげる。
     夏は雨にあてず、陽にもあてないで水を少し切って休ませる。
   ●ビクトリアレギネのフラスコ苗出しの実習。苗の育て方は湿度が大切。
     鉢の外側が乾いてきたら水をあげる。弱い光をあてる。
     さあ!自分なりに工夫して育てましょう。次回、持参して報告して下さい。
   ●持ち寄り株の観賞。マスデのルリブンダ、プミラはもごとな花数。シルホペタラム。
     クレイソセントラム メリリアナムはブルーの小さくてきれいなラン。
     レリアのアンセプス、ボウリアルビタなどの観賞と意見交換、質問疑問など

       蔵王の風        12月例会

  ○ううっ、寒い。12月例会当日、仙台地方は初冬の初雪に見舞われ、
冬将軍到来前触れの、底冷えする朝を迎えた。自宅前から遠望すると、
蔵王連峰の山並みは新雪に覆われ、純白の美しい山稜を映し出していた。
蔵王・遠刈田花街道もまた冬景色である。落葉広葉樹の葉はすっかり落
葉し、赤松などの針葉樹だけが、森の僅かばかりの賑わいを保っていた。
街道筋にある2軒の産直市場に立ち寄ってみると、正月用品や、冬野菜
を買い求める人々で賑わっていた。収穫籠を覗いて見ると、白菜・大根
・人参・山芋、りんごなどの冬野菜や果物が山盛りと、無造作に並べら
れていた。私は、ごぼう・地ねぎ・お茶を買い求め、例会会場の
「らぶりぃ」へ向った。

  ○さて、12月例会は、例会初参加の、福島市の佐藤さんをお迎えしての
例会となった。はじめに、間近に迫ってきた「世界ラン展」ブースの概
要について説明があった。内容は写真展示の出品方法と提出方法、内覧
会からの参加方法と交流会について、寄付株の提出方法など、昨年と大
きく変わるところはないようだが、「世界ラン展」を、会員・会友みな
さんの多勢の参加で、楽しい交流の場にしたいですね。今から楽しみに
しています。

○今日の例会のメインは、Den.ビクトリアレギネのフラスコ苗の観察
と、フラスコから取り出した苗の1本々を、水ゴケで巻いて、2号鉢に
納める体験実習である。フラスコの中の苗は約30本。3〜5センチ程
に育っている苗を産湯に浸けるように、そっと移し変え、1本々取り出
す作業は慎重そのものである。次に、取り出した苗を、参加者全員で2
号鉢に植え込むのである。この作業もまた難しい。下手をすると根・茎
が直ぐ折れてしまうのである。見るのも、体験するのも初めてであり、
作業中は、それまで賑やかだった雰囲気とは一変して、皆、一心不乱、
集中々である。誰かが言った。「この雰囲気は、時間制カニの食べ放題
に似ているね。」と。この発した言葉で一瞬は大笑いになったが、直ぐ
元の集中に戻った。1時間程経って30本無事に植え替えを終了した。
名札を付け、自分で植え込んだ鉢は自分で育て、半年後に持ち寄ること、
となった。

○続いて、持ち寄り株の観賞と評価である。すごい株は、何と言っても
藩さん株のMasd・プミラの満開株2株。100花ほどの見事な株
だった。清水さんのビクトリアレギネ、クレイソセントラム、Masd
・ルディブンダなど多数が教材となった。

○例会の合間、休憩時間、雑談に花を咲かせるのが常であるが、
藩さん特製のレモンケーキを戴きながらの談笑となった。これまた
このケーキと生クリームが、抜群においしい。 

                                                 ( 蔵田 )

    次回は2014年 第五十九回  119(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
    ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。
 

   ■2013年 第五十七回  1110(日 ) 例会 らぶりぃにて 
    
参加者4名(仙台2名・山形1名・福島1名)
     今回も少ない参加者でさみしい例会でしたが内容が濃くて良い勉強会になりました。
   ●持ち寄り株について・・・マスデコクシネアは鉢が大きすぎるのでもう少し小さくする。
      レストレピアは自然に虫によって種ができた、株本にまいてみる。もしかしたら・・・
      バルボは根が鉢から飛び出しているのが好き。デンドロビオラセウムのブルー
      フラッシュは珍しいので咲くのが楽しみです。大きな株を株分けして山形へ嫁入り。
      クスバートソニーはフラスコ出して7か月で初花が咲きました。カトレア アラオリー
      は純白の小さくて可愛い花が咲きました。ソフロに似た育て方がよかった。
   ●リニアレイは20℃に保つと生長する。
   ●リュウコシアナムはベイマツの皮に板づけすると良く生長する。
   ●ビクトリアレギネは生長期に水を切らずにあげる。
   ●苗を植えるときや鉢増しするときは鉢の深さと水苔の量は比例する。
    鉢増しのときは一回りだけ水苔を巻くときに糸を使うと平均に巻ける。
   ●東京ドーム世界らん展出店について良い株の余剰株をお願いします。
   ●病院の屋上に温室を作るので作り方の相談。
   須藤さんからラフランスの差し入れがありました。とても美味しかったです。
    ありがとうございました。

蔵王の風                   11月 例会
  
 ○11月例会は、晩秋の例会とあって、山里は紅葉一色に染まっていた。
     
もみじ、楓、楢、ブナ、欅の紅葉は丁度見ごろを迎えていた。やはり、
   紅葉は落葉始めのころが一番いい。一方、銀杏の金色もまたすばらしい。
   民家のはずれの木守り柿とのコントラストは絵画そのものである。
   
蔵王連峰は、観光自動車道エコーラインは通行止めになり、一気に冬到来
   である。来春まで雪に覆われるが、純白の蔵王連峰の景色は見応えがある。
   
冬の例会には初めて参加される福島の松浦さん。「12月例会からの、
   冬期間の道路は大丈夫でしょうか。」という質問が出されたが、
  「らぶりぃ」は、えぼしスキー場を後ろに控えており、除雪は十分。
   冬タイヤを装着した前輪駆動車であれば心配無いとのことである。
   そう言えば、私は、冬場の例会参加は6年目を迎えるが、雪道で、走行に
   支障来した事は無い。ただ、4月の例会までは、冬タイヤでいた方がいい。
   夏タイヤにすると、履き戻し、ということになりかねない。
  
さて、11月例会は多くのランを観賞しながらの勉強会となった。
   
はじめに、Den.フロックス開花大株の植え替えや鉢増しの実演である。
   大株になると、株そのものが片手に納まらず、水ゴケ巻きには大変苦労する。
   何とか巻き終わっても、周りに斑が出来たり、下が捲れたりして、大株に
   なればなるほど苦労する。これを解消し簡単に、綺麗に出来る藩さん流鉢
   増しの実演である。この方法を言葉で表現すると、木綿糸2本を下にした
   海苔巻き(水ゴケ巻き)作りである。最後に2本の木綿糸でくくり、鉢に
   納めて終了となる。これは簡単でしっくりいくな、と思った。つづいて、
   3月フラスコ出しで花芽のついたクスバートソニー20鉢、リューコシアナ
   ム花芽株・松皮板付け3株、いずれも生育良好株を観賞しながらの栽培方法
   と留意点を勉強した。栽培基本は、乾燥と注水であり、根腐れの多くは過剰
   な注水に原因がある、とのことである。また、根の乏しくなったクスバート
   ソニーの復活作戦は、いま、どうなったかの検証となったが、良くもなく、
   悪くも無く、であった。今後の経過を見ていくことになった。
  
その他、観賞しながら意見交換となったランは、Masd・コクシネア、
   種付きレストレピア、Lc、バルボ、Den.ビオラケウム、ビクトリアレ
   ギネ、C.アラオリー開花株、など、沢山のランを見ながらの例会となった。
  ○山形の須藤さんから特産のラフランスの差し入れがあり、みなさんで美味し
   く戴きながらの例会であった。フルーツ王国山形のくだものは本当に
   美味しいですね。
                                        ( 蔵田

  次回は2013年 第五十八回  128(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
    ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。
 

       ■2013年 第五十六回  106(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
     
参加者5名(仙台1名・岩沼2名・福島2名)
      少ない参加者でさみしい例会でしたが内容が濃くて良い勉強会になりました。
    ●本の出版についての意見交換・・・例会の内容を一年かけてまとめ編集する。
      会員の原稿も載せる。簡単な感想や洋ランとの出会いや自己栽培方法など。
      分担金でなく協賛金にして金額は自己判断にしたほうがよいのでは?
      洋ランの集い会員による学びの本として出版する。
      業者などから広告を出して協賛してもらう。などいろいろな意見がありました。
    ●持ち寄り株について・・・ラビアタ、ブルーヘブン、レリアアンセプス、アスコセ
      ンダ、ドーマニアナ、ショーエノルキス、ディチャエオイデス、プレウロサリス、
      レツシスクラム、バルボSPなどの観賞と栽培相談の質疑応答。
    ●クスバートソニーについて・・・フラスコ出しして6カ月でつぼみが上がった。
      弱った株は水をあげると腐るし水をあげないと枯れる。湿度が大切なので
      根がないものはキリフキで葉水が良い。
    ●弱った株、根ぐされした株、バックバルブなどを回復させるにはビニール袋
     または透明プラスチック容器かビンなどに入れて湿度を保つと良い。
     フラスコの中に戻してあげるような感じで様子を見てあげる。
    ●アンテニフェラの種ができたが花が枯れない。不思議な現象。
    ●リカステ・・・晩秋20℃以下のときバルブに陽をよくあてる。送風とともに。
    ●マスデバリア・・・腐った水苔は取る。きれい好きなので丁寧に中まで取る。
      初心者はプラ鉢にミックスコンポストが育てやすいが水苔植えのほうが
      生育が良い。但し、水のあげ方や管理が難しい。
    ●会報に書いてあるレベルとは何か?・・・水苔で植えるときの硬さのこと
      カトレアなどはレベル5の一番硬く植えるものが多い。
      クスバートはレベル3ぐらいが良い。

    蔵王の風                    10月 例会

  ○10月例会の日は、台風23号と24号が沖縄地方を通過中で、その影響もあって
 濃霧と小雨混じりの天候となった。それにしましても、京都をはじめ、全国各地の
 猛暑と、水害や突風の被害状況を見るに付け、今年の天候の異常さには驚かされま
 すね。そう言えば、私の家の屋根瓦に落雷があり、鬼瓦が飛んでしまうということ
 があって、「災害は忘れた頃に・・」
から「災害は忘れないうちに・・・」となり
 つつありますね。
○蔵王・遠刈田花街道はすっかり秋の気配である。道端は白やピンクのコスモスに染
 まり、稲刈りの終えた田んぼは切り株と、所々に見られる稲穂のはさ掛けが秋の風
 情を醸し出していた。
○さて、10月例会は、福島の松浦さん、冨田さんと、地元の秋山さんご夫妻と藩さ
 んご夫妻に私を含め、少人数での例会となったが、日頃は、聞くことの出来ない栽
 培用語の質問を交えて、賑やかな例会となった。
 
はじめに、会報22号の中に同封されていた「会員・会友の皆様へ」−洋ラン栽培
 書の発行について−のチラシの内容を、藩さんから発行の思いと、予算を含めての
 全体像の説明があり、それについての意見交換が行われた。具体的にはこれから煮
 詰めていくとのことで、機会あるごとに話題になると思います。是非、皆さんの御
 意見をお寄せ下さい。
 つづいて、学習課題に入り、1つ目は、22号-7に記載されている、「クスバー
 トソニーの小株を大鉢植えで、横広がりに、大きくする方法」について、これを参
 考にして、実際に体験した鉢を持ち寄っての勉強であった。それに関連して、レベ
 ル3〜3,5の意味や、トグロ巻き、ジャバラ植え、などの植え方の練習体験と、
 2つ目は、同じクスバートソニーの根張りを促進させる方法である。これは、乏し
 くなったクスバートソニーの根を復活させるために、プラ容器やビニ袋の中に入れ、
 湿度を保ちながら、しばらくの間密閉状態にしておくとのことである。現在10株
 ほどのサンプルで実験中であった。この方法を用いれば,他のランにも使えるし、
 効果てき面ではないか,と思った。
○次に持ち寄り株の観賞と育て方である。題材になったランは、C、ドーマニアナ
 の開花株、ショーエノルキスの開花株、バルボの小型種2株、プレウロサリス開
 花株、ディチャエオイデス開花3株、3月フラスコ出しのクスバートソニー蕾持
 ち株、リカステ葉焼け株、マスデの根の観察1株、C、ラビアタ蕾株、LC開花
 株、アスクダ開花株、など、今回もまた、珍種など多くのランの観賞となった。
○最後に、世界らん展内覧会への参加方法や、交流夕食会についての話し合いがあ
 り、楽しく交流しましょう、となった。また、雑談の中で、今はランと旦那さん
 のどちらが好きか、との問いに対して、「勿論ランで、次に旦那です。」の答え
 に、皆で大笑いになった。
                 ( 蔵田 )
 

   次回は2013年 第五十七回  1110(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
    ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

  ■2013年 第五十五回  91(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて
     
参加者9名(仙台2名・岩沼2名・蔵王町2名・福島2名・山形1名)
    ●クスバートソニーの育ちの違いについて・・山形の須藤さんの優良株、大株に
       なってたくさんのきれいな花がついてとてもみごとな株に育っていました。
       夏の管理は日中30℃でも夜温が20℃以下になって温度差があれば良い。
      クーラー室がない場合は夜、発泡スチロール箱に保冷剤を入れて冷やす
       か冷蔵庫の野菜室に入れるか冷風扇を使うか何か工夫して日中と夜の
       温度差をつける。(10℃〜15℃ぐらいの温度差があると良い)
       山形では一年中50%の遮光して夏は90%の遮光をするそうです。
    ●持ち寄り株について・・・カトレア・ミルトニア・オンシジューム・ドラキュラ・
      なごみ・テリポゴン・スバコーレ・エピデンドラム・ビクトリアレギネ・マスデ・
      ラウエッシー等の観賞と栽培相談と質問疑問など話し合いました。
    ●福島の富田さん、松浦さんからアイスクリームの差し入れと山形の須藤さん
      から自家製の巨大な桃の差し入れをいただきながらなごやかな例会でした。
      とても美味しかったです。ありがとうございました。

   蔵王の風                  9月例会

○9月例会は、月の初めとあって、仙台地方は残暑の厳しさがまだ残っていて、

     エアコンの効いている車内にいても、背中から汗が滲んできた。

      だが、蔵王山麓に差し掛かるころには、外気は、山麓特有の涼風に変わり、

      車窓を全開にして、久しぶりに爽快感を味わった。山道脇に車を止め、静寂と

      涼風の中で、しばしの間、贅沢な時間を過していると、涼風が止むと同時に、

      今度は蝉しぐれである。やはり、暑いときは山が一番、と、思う。

○さて、「らぶりぃ洋ランの集い」は、9月例会で55回目の例会を数え、

例会内容や、会員数は飛躍的に拡充している。全くの初心者であった私自身、

例会で学び、例会に育てられて、今日では原種カトレアの栽培に挑戦している。

もう直、古稀を迎えるがこれからも新しい課題に挑戦して行こうと思っている。

  今回の例会もまた女性5名を含む10名の参加で、賑やかに始まった。はじめに
  今年の夏を振り返ってみると、ということで、良かった点や反省点を出し合った。
  みなさん、猛暑と8月初旬まで続いた梅雨空(山形・福島・宮城)に四苦八苦し
  ていたが、このような厳しい天候のときには、ベテランと私のような初心者との
  力の差がはっきり出てしまうんだな、と、思い知らされた。
  続いて、持ち寄り株の観賞と育て方となったが、参加した皆さんを圧倒したのは
  山形須藤さんのDen .クスバートソニーの開花大株の三鉢である。いずれも
  3号鉢の上に山盛り(表現の仕様がないので)となった開花株三鉢、見事な株と
  しか言い表せないものであった。しばしの間、みなさんで見惚れていた。
  次は、同じクスバートソニーのシブリング苗50鉢。私には皆同じように見え
  たが、1つ々改めて説明受けると、生育状況の良し悪しはよく理解できた。
  その他、Den.ビオラセゥムの大株、ライビフォリゥムの開花株、スバコゥーレ
  ナゴミの回復株、デチャオエデス、ラゥエシイの開花株、ビクトリアレギネ開花株
  と鉢増しの仕方、Oncの花芽株、Epiの開花株、C.インターメディアの新根
  の出し方、テリポゴン、ドラキュラの成長株13株など、今回もまた沢山のランが
  教材となった。
  
 ○例会の合間に休憩が入るがこの時間もまた、世間話に花を咲かせて賑やかになる
  のが通例である。福島の松浦さんと冨田さんからのアイスクリームと山形の須藤
  さんから大玉桃の差し入れがあって、食べながら、輪を掛けて賑やかになった。
  桃は手土産まで戴いて、家族は大喜びであった。

  来年2月の「世界ラン展」は2月14日;内覧会 2月15日〜23日;一般公開日
と、日程が決まったそうです。
来年もまた、皆さんと交流できることを楽しみにしています。
(蔵田)

   次回は2013年 第五十六回  106(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
    ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。
 

  ■2013年 第五十四回  77(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
     参加者14名(岩手花巻2名・仙台2名・多賀城1名・岩沼3名・蔵王町2名
                                      ・福島2名・茨城水戸2名)
    梅雨のうっとうしい天候の中、久しぶりにたくさんの方々が集いました。
    山形の須藤さんからの差し入れの美味しいサクランボを食べながら今度は収穫の
    お手伝いに皆でツアーで行きましょう!と感謝しながらいただきました。
   ●ランに限らず植物は栄養分や水分を根からだけでなく葉から吸収するほうが多い
    のでバルブのある着生ランは根がなくても育つ。
   ●肥料について・・・自然界では雨の中、鳥の糞、樹木の皮に着く腐葉土、苔など
     から肥料をとっているがフラスコ出しのランは培地(化学肥料・有機肥料・糖分など)
     で育っているのでフラスコから出し苗は肥料をあげないと育ちが悪くなる。
    但し、肥料の配合を自分で考えて同じものを長期間使うのでなくいろいろなものを
    組み合わせて薄く、株によって5000倍、1万倍、10万倍などにしてあげると良い。
    チッソ・リン酸・カリ・化学肥料・有機肥料などいろいろ混ぜて考えて工夫してあげる。
    クール種は夏場は肥料をあげない。冷たい水のほうがよい。
   ●水やりの時間について・・・朝あげるときは陽が出る前に早朝がよい。クール種は
     ムレないように気をつける。夏場以外は午前中にあげる人が多い。夕方や夜に
     あげる人もいる。カトレアなどは梅雨があけたら早朝と夕方の2回あげる。生長期
     にはたくさん水がいる。カトレアに限らずランは根が伸びているときはたくさん水が
     必要である。根を腐らせないように葉に水やりするときはキリフキする。決まった
     やり方はないので自分なりの水やりの研究をする。
   ●持ち寄り株について・・・菅原さんのカトレア(パープラータ)、柏田さんのリユーコシ
     アナムとクスバートソニー、秋山さんのメイラリュウム・パープラータ・ポリスタキア、
     清水さんのパープラータ2種、山尾さんのバルボ・リカステ、遠藤さんのデンドロは
     カイガラ虫対策にスプラサイトでまめに根気よく退治する。
   ●藩代表のアラティカリナム・リチャエオイデス・テリポゴン・デコッキー・スバコーレ・
     ビクトリアレギネ・スカフォセファラム・リンコステーレ・バルボSPなどについて
   ●クール種の弱ったものはコンポストを変えると良いのでドイツのセラミスに変えたら
     調子が良くなった。(ミネラル分も入れてみた。)
   ●清水さんより北軽井沢のらん展パーティへ出席した報告・・とても良かったとのこと。
  
蔵王の風
              7月例会
○7月例会の当日、西日本や関東地方ではすでに梅雨は明け猛暑と豪雨のニュースが
  報道されていた。特に、九州をはじめ、西日本では大変な被害にあっていて、東日
  本大震災を思い起こさせるような被害である。猛暑もすごいですね。体温を越える
  気温上昇で、熱中症の被害も多勢出ており、これから本格的な夏に向かって心配で
  すね。仙台地方の梅雨明けは、もうしばらくかかりそうであるが気温や湿度は梅雨
 の終わりを思わせるような程度で、空梅雨のような様相である。この時期、蔵王・
 遠刈田の花街道は紫陽花が綺麗だが、真夏到来を告げる「マタタビ」の白い葉と
 「ねむ」の木のかんむり花(私の勝手な呼び方)もまた味わい深いものがある。
○さて、今月の例会は、先月の例会とは打って変わって、女性9名を含む14名の
 参加で賑やかに開催された。また、いつも参加されている山形村山の須藤さんから
 宅急便でのサクランボの差し入れがあり、みなさんで美味しくいただきながらの例
 会となった。当の須藤さんは収穫の最盛期を迎えており、不参加となった。だれ彼
 なしに参加者から、「お忙しそうなので収穫のお手伝いを。」と、下心があるかの
 ような ? 会話が交わされて、大笑いになった。
 例会の内容は、散水・注水の、よりベターな方法の勉強と、参加者の持ち寄り株の
 観賞と批評、そして疑問、質問に対する話し合い、と、今回も盛り沢山で賑やかな
 例会となった。
 
散水・注水では、まず、ランは主にどこから吸水するのか、また、朝・夕どちらの方
 が効果的か、の基本的なことを学び、肥料の濃度や、固形・液肥、種類、など多く
 のことが話題に上ったが、それらの基本は、自然界に自生するランの、それぞれの
 特性を知ることと、栽培地域の特徴や、日常良く観察しておくことの大切さなど々
 勉強になった。持ち寄り株の観賞と批評では、C・パープラタの開花株、ラビアタ、
 リカステ、クスバートソニー、リュ−コシアナム、ビクトリアレギネ、の開花株、
 アラティカウラリムの開花株、ディチャエオイデスの開花株、テリポゴン、バルボ、
 メイラシリュームなど、その他、珍しいランが多数寄せられての勉強会となった。
 また、カイガラムシ対策や、リカステの根腐れ防止策、工業扇の選び方や使い方、
 温室の冷房設備等、今回も豊富な内容であった。
  らぶりぃ洋ランの集い」は発足から数えて6年目に入り、会員も増え、内容も
 充実してきていますが、年会費のことや、販売株・寄付株などの取扱い等、善意の
 多くのご意見や、会運営についての建設的なご提案が、会員の皆さんから多数寄
 せられようになってきました。「会 」としましては、これまで同様、今後とも、
 要望も含め、ご意見や、建設的なご提案1つ々について、丁寧に検討を加えなが
 ら、これまで以上に充実した「らぶりぃ洋ランの集い」にしていきたいと思って
 いますので、これからも、忌憚の無いお声をお寄せ下されば大変有難いです。    
                             
主宰者  藩 世英
                                
(蔵田)
   
   次回は2013年 第五十五回  91(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
    ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

  ■2013年 第五十三回  616(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
    
参加者4名(仙台2名・福島2名)
     総会のあとだった為かちょっとさみしい集いでした。でも福島伊達郡からの新入会員
     が2名増えたので賑やかになりました。
   ●クール種について(クスバートソニーなど)植え替えの時期、植え替え方法、水やり、温度、
     置き場所など初心に戻って改めて勉強しました。
   ●一番大切な水苔の種類(5A)や水苔の戻し方の良い方法などの勉強
   ●水やりのときの水質について・・・塩素除去して酸素の多い水が良い。(浄水器の水も可)
   ●持ち寄り株・・・ビクトリアレギネ・リカステ・カトレア・デンドロなど栽培時の注意事項と
             植え方や置き場の確認
   ●参加人数は少なかったけれど一人ずつ丁寧に質問疑問点を解決することができ、
     初心に戻って細かく勉強できてとても良い例会になりました。

蔵王の風                      6月 例会

    梅雨前線が北上し、梅雨入りを間近に控えた6月例会の日、蔵王山麓は小雨混じり
の濃霧に包まれ、山水画の世界のような幻想的な風景を醸し出していた。私は、
このような光景に出会うと、つい山麓の林道に車を止め、しばしの間の静寂を
味わい、贅沢な時間を過すのが好きである。この日も、おおかた30分ぐらいだろうか、シートを倒し、うとうとしていたら、遠くの方から山鳩やホトトギス
、ウグイスのかすかな鳴き声が耳に入ってきた。これに、カッコーの声が加われば最高でしたね。

    さて、6月例会は、5月の賑やかな例会・親睦会とは打って変わり、少人数の例会となった。参加者は福島の新会員2名に、仙台の清水さんと私を含めて4人、静かな例会となったが、内容はラン栽培上の基本に関る事項をじっくり学ぶことが出来た。題材になったランは、福島の新会員が持ち寄ったDen.クスバートソニーの開花4株、Den.ヘミメラノグロッサム開花株、Masdの大賞受賞の分け株、マキシラリア、Den.トーティレ、フォ−ミデブル、ビクトリアレギネ、リカステ、元気になった 「なごみ 」などである。はじめに、クスバートソニーの根の観察と洗浄、植え替えである。この種のランの、植え替え時期は逸しているそうだが、根の観察から3株は、私が見ても精彩を欠いていた。ミズゴケも劣化しており、洗浄、植え替えとなった。根の回りのごみが取り除かれ、新しい素焼き鉢に植えられて、ランも気持ち良さそうでした。よかったですね。この作業に関連して、ミズゴケの品質(5A)やほぐし方(温湯でゆっくり)、鉢の大きさや植え込み方などとともに、浄水器を使った水の散水、休眠期に入る夏の管理など、クール種の育て方の基本を詳しく学びました。Masdも同様に夏の管理が大切で涼しく・薄暗くが重要とのことであった。また、肥料の種類と与え方の工夫、ダニ対策・カトレアに付き物のカイガラムシ対策や防除薬、ぐらつき防止の支柱の立て方、バンダ類の育て方の難しさ等々、初歩的な事柄や専門的な事まで会話が弾み、大変勉強になった例会でした。

  今、我が家の玄関ポーチの裏側に、ツバメが来訪し、せっせと巣づくり材料を運んできては形を整えていて、もうじき子育てを始めようとしています。玄関前は粘土片やフンで汚れてはいるが、珍客でもあり、幸運を運んできてくれた鳥と思って見守っていきたいと思います。                    (蔵田)

  次回は2013年 第五十四回  77(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
    ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

  ■2013年 第五十二回  525日26日1泊2日懇親会・総会・株市株交換会 らぶりぃにて 
    
宿泊参加21名(大阪2名・神奈川1名・埼玉4名・茨城4名・長野2名・山形1名・仙台2名
              ・岩沼1名・多賀城1名・岩手花巻2名・北海道帯広1名)
     日帰り参加8名(東京2名・岩沼2名・福島1名・蔵王町3名)
  主催者藩2名を入れて合計31名と多方面の方々が集まり、まさに「洋ランの集い」でした。
  とても楽しく有意義に過ごせました。参加者の皆様ありがとうございました。
  ●洋ラン界のこれからについて・・・「若者を育てるのが先駆者の義務である」など将来の話もあり
    懇親会は夜中の2時ごろまで続き寝ながら参加している方もいました。
  ●総会ではベテランの方の育て方や植え替えの仕方、初心者の方の疑問、質問など話し合い、
    パプアニューギニア現地の状況の話や洋ランのこと以外の話(南極観測のことなど)もあり
    とても楽しく勉強になりました。
  ●株交換会では沢山の寄付株が集まり皆様、必死に選んでいました。
     ★懇親会の様子
    

        
   ★総会の様子
    
       
       
    
      ★参加者全員で集合写真
    

蔵王の風           2013年度 総会・親睦会

   5月25日・26日の2日間、一泊で総会・親睦会が開かれた。

会場である「らぶりぃ」は、南蔵王山麓の山懐に抱かれた緑豊かな中にあり、周辺の新緑は萌黄色に輝き、

正に「山笑う」の風情を醸し出していた。当日は、南蔵王の山開きがあり、多勢の登山客で賑わっていた。

    さて、「らぶりぃ洋ランの集い」の月一例会は、今回の総会・親睦会で52回を数え、発足から6年目に

   入ったことになる。

会員は、昨年の総会・親睦会では50名を越えました、との報告があったが、今回は60名を越えています、

との嬉しい報告と共に、同好の仲間が全国に広がり、益々充実した楽しい「会」にしていきましょう、と、

全員で確認した。今年の総会・親睦会もまた一泊で開かれたが、時間的にも、気持ち的にも余裕があって、

楽しく交流、親睦を深めた例会となった。参加された方も大阪の石川さんと、友人の兵庫の松村さん、

長野の北澤さん親子、横浜の伊東さん、埼玉の金澤さん夫妻・同じく長谷川さん・鈴木さん、茨城の

斎藤さん・和田さん夫妻・大塚さん、帯広の小椋さん、をはじめ、一泊21名、当日参加8名と、

藩さんを含めて30名となって、賑やかに盛り上がった例会であった。このように多彩なメンバーが

揃うと夜の部もまた盛り上がるのが通例で、美味しい料理と、ずらりと並んだ全国の地酒を戴きながら、

午前様までランの話題が続いていました。皆さん、よく飲んで食べましたねー。

  2日目は総会・新人紹介・勉強会に引き続き、午後は、100株を越えるランが寄せられていたが、

    その株の株市・株交換会と、予定通りとなった。 総会ではめったに聞くことの出来ない貴重な報告が

    あった。はじめに、今年の「世界らん展」大賞株、コバチ−の、受賞までのご苦労話しや日本らん界

    の歴史や現状などを、受賞者であり、全日本蘭協会の会長をなさっている斎藤さんから詳しい報告が

    あった。ご存知とは思うが、斎藤さんは今回の受賞が3回目の受賞である。参加者から多くの質問が

  出されたが、中でも「大賞株は、高価なものばかりですか。」との問いに、「ほとんど500円〜

  2500円ぐらいでしょう。」という答えには驚かされたが、要はいかに愛情もって育てるか、

  ですね。納得。つづいて、大阪の石川さん、南極の「沈まぬ太陽」の報告も貴重な報告であった。

  石川さんは南極観測船「ふじ」の搭乗員の経験の持ち主で、日本の南極観測越冬隊を支えてきた方

  である。砕氷のやり方・オングル島・ペンギンの話など、大変珍しい話を聴くことが出来た。

横浜の伊東さんの報告。デンドロの宝庫、「パプアニューギニア」のラン事情と、厳しい現実の話題

も興味深い報告であった。

    午後の株市・株交換会では、賑やかな会話の中、100株超の株のほとんどが里親に引き取られてい

  きました。   新天地で元気に育つように。(祈)

    最後に、今年もまた一泊2日楽しく有意義に過すことができました。

     ご準備いただきました藩さんと奥様に御礼申し上げます。        (蔵田

   次回は2013年 第五十三回  616(日 )午後1時〜4時 ごろ 例会 らぶりぃにて 
    ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

   ■2013年 第五十一回  421日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
    参加者10名(仙台2名・山形1名・岩手花巻2名・岩沼3名・多賀城1名・蔵王町1名)
  
4月下旬で大雪になりタイヤ交換してしまった方が多く登れるか心配しましたが除雪車が来て
   無事に皆様、到着しました。途中、スリップ事故が多かったそうで大変だったようです。
   ご苦労さまでした。
  ●植え替えの時期について・・・東北は新根の動きがおそいので待っていると生長が遅れるので
     根が動く前に植え替えしたほうが良いがその場合は温度を高くして管理すると良い。
  ●品種によっては毎年植え替えしないように大きめの鉢にするが根の伸びが悪くなるし、乾き
     にくいので鉢底に発泡スチロールを入れたり鉢カケを入れるとよい。
  ●室内栽培の場合あまり大きな鉢にすると根ぐされしてしまうので水やりのコントロールが難しい
     5〜6号鉢は大変なので3.5〜4号鉢がちょうど管理しやすい。
  ●植え替えをしたら1か月ぐらいは水をあげないで乾かして根が早く伸びるようにする。
  ●それぞれの環境によってランが春を感じて生長する。
    ●持ち寄り株について・・・インターメディア、マキシラリア、アスコセンダ、ドラキュラ、ルデマニアナ
    クスバート、リュウコシアナムの苗、マスデバリア、リカステなどの成育状態や植え替えや栽培
    方法を皆で勉強しました。
  ●5月総会の出席について・・・宿泊出席・日帰り出席の有無、年会費納入
  ●洋ランの集いのこれからのことや趣旨や会の運営について・・・年四回の会報は経費も手間も
    とても大変、できるだけお手伝いをお願いします。(原稿書き、封筒詰め、コピー、写真撮影、
    活着した寄付株の提出、独自の栽培方法の長所短所、果物や菓子などの差し入れ)自分に
    できることは何でもお願いします。

 蔵王の風
  ○一週間前に到達した桜前線は例会当日、丁度満開の時期を迎えていたが低気圧の通過
   は季節はずれの大雪をもたらした。この大雪は「春のドカ雪」と呼んでいて、冬将軍
   が最後の悪あがきをする雪である。仙台地方はこれからが本格的な春を迎えるのであ
   る。そう言えば数年前の例会当日もこのような大雪になったことがありましたよね。
   街道筋の桜は満開の花の上に淡雪が重なり、薄ピンクの二重花となって独特の美しさ
   を醸し出していた。桜の花と言えば、河原の土手沿いに咲き乱れる「一目千本桜」は
   見事ですが、里山に点々と咲き誇る山桜の輝きもいいですね。これからはこの山桜の
   季節である。
  ○さて今月の例会はしばらくご無沙汰しておりました河原田さんと体調を崩していた
   菅原さんのご出席をいただいて賑やかに始まった。はじめに藩さん温室内のモグラ
   被害の報告があった。今日ではモグラ自体珍しい小動物になっているが蔵王山麓は
   自然そのもの、油断するとモグラなどの小動物の侵入となるとのこと。被害は甚大
   でフラスコ出しのクスバートソニーの苗数十鉢、セッコクの苗多数の新芽がモグラ
   の餌になってしまったとのこと。その他にも被害が及んでいたので捕まえたモグラ
   を焼却の刑に処するとも考えたがそこは情け深い藩さんのこと。助命処分になった
   とのこと。
  ○今回もまた出席者が持ち寄った沢山の株の観賞と検討となった。今年の世界らん展
   で購入したドラキュラ数鉢、いずれも植え込みの硬過ぎ緩和と葉と花の光の調節、
   鉢底ネットは不要で穴を大きく吊るして栽培するとのこと。バンパイアーの優良株
   の観賞は大いに参考になった。フラスコ出しのクスバートソニーとリューコシアナ
   ム、マスデの開花株は水のやり過ぎ株と水不足株があってそれぞれの特性にあった
   水やりが大切とのこと。斑入りかどうか不明のリューコシアナム一鉢、弱っている
   のは確かなので藩さんへ入院となった。テリポゴン、C.マキシマ、C.インターメ
      ディア開花株、C.ルデマニアナ開花株、アスコセンダ開花株、リカステ新芽株、
      オンシジューム系brachtia等が話題となったが、いずれも植え替え時の注意点と
   温度管理が話題となった。リカステの弱アルカリ性好みやマキシマの植え替え実習
   からもう植え替えの時期に入っていることなど大変勉強になった。
  ○北海道の同好の方1名を迎え入れました。と報告があり、会員数60名を越えていま
   すとのこと。会報の尚一層の充実と事務量も増えてきているので必要に応じて協力
   していくことになった。5月の総会・親睦会、皆さんとお会いできることを楽しみ
   にしています。               (蔵田)

 次回は2013年 第五十二回  525日26日1泊2日懇親会・総会・株市株交換会 らぶりぃにて 
    ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。
  
 

 ■2013年 第五十回  310日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
  
 参加者9名(仙台2名・山形1名・岩手花巻2名・岩沼2名・蔵王町2名)
  
●柏田さんより東京ドームでの夕食会の写真を焼き増しして皆さんに無料でいただきました。
  ●持ち寄り株について・・須藤さんのイグネア43輪ほど咲いておみごと!トリアネエ岡田も大きくてすばらしい!
    リカステらくほくも難しいのに花が大きくて発色も良く最高の出来あがり!クスバート(ピンク白のビカラー)も
    きれいに咲いて大株ですごい!アガソダエモニスも2年かかってやっと咲いて感動ものでした。デンドロは
    カリ分の多いものが良いとアドバイスしてくれました。
   蔵田さんのマスデ、レギネ、クール種は室内栽培なので乾きすぎになる。底面灌水すると良い。セッコクは外
   の木に着けると良い。山尾さんのパフィオはきれいで上手に栽培している。根を傷めないように植え替えする。
   ビフレナリアは貝殻虫を取る、農薬をかける(書道の筆を使う)ラワン鉢から素焼鉢に変える。プリンセスキコ
   とマキシラリアも春に植え替えをすると良い。新入会員の遠藤さんのオンシジュームとデンドロの植え替えと
   置き場(玄関に置き少し陽にあてる)清水さんのインターメディア、レリアアンセプス、ミニパープラータも
   植え替え方を皆で勉強した。秋山さんの珍しいランは名前がわからないので次回までに探すこととなった。
  ●なごみは冬に植え替えしたら葉が落ちて失敗。弱ってダニにやられたが元に戻したら回復してきた。
  ●洋ラン栽培の中で最も難しいテリポゴンに挑戦する(須藤さん柏田さん藩さん)3人に功ご期待!
    開花したらシブリングして日本生まれのものを作りたい。と意欲満々です!
  ●リカステの水やりや植え方の勉強(根作りをきちんとして生長期には一日2回水やりする等)
  ●洋ラン栽培全般の水やりと肥料についての勉強(休眠期でも薄い肥料分を葉にキリフキする等)
  ●東京ドームの反省、感想を提出する。
  ●新入会員の紹介(4名入会しました)
 次回は2013年 第五十一回  421日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
    ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

  蔵王の風
 ○弥生3月この時期になるとようやく寒さも和らいで春の足音が聞こえてくるようになりましたね。
  しかし、油断は禁物。例会前日と当日の仙台地方は暴風雪警報が発令され近年に無いような暴
  風雪に見舞われました。それにしましても、今年の冬は寒かったですね。特に北海道、北日本
  の暴風雪と積雪による被害は想像絶する状況を呈していてテレビ報道を見るたびに北海道の会
  員・同好の皆さんは大丈夫なのだろうかと、とっても心配でした。お見舞い申し上げます。
 ○例会当日、蔵王・遠刈田花街道沿いの2軒の産直市場を覗いてみると丁度、端境期に入っており
  陳列籠の中は秋植え野菜が占めていた。その中にあって目立っていたのが蔵王町産のイチゴで
  ある。種類は「もういっこ」。おみやげと例会への差し入れを購入した。大変美味しいと評判
  だった。
 ○2013年「世界らん展日本大賞」は今年も岩手の柏田さん特別の計らいによって内覧会から鑑賞
  の機会を得て、一泊二日鑑賞と会員・同好のみなさんとの楽しい交流をすることができました。
  今年の特設中央舞台はすごかったですね。ど真ん中に茨城の齋藤さん出展のPhag.コバチー(日
  本大賞)と左サイドにはC.トリアネイ(優秀賞)と右サイドには同じく茨城の大塚さん出展の
  Aslla.アフリカーナ(優良賞)とその美しさと大株には全ての鑑賞者と愛好家の人達にとって
  驚きと感動を持って鑑賞したと思います。藩さん出展のDen.リューコシアナム(入賞)もまた
  すごいラン。展示品の中にあっては孤高の輝きを放っていました。
  今年もまた全国の会員・会友の皆様と交流できましたが、金曜日と土曜日の夜の部も楽しい
  一時を過ごしました。北は北海道の久保さん、東京の若手のエース金澤さん。南は広島の高
  校生上野明楽君、埼玉の新加入者3名の方々、横浜の伊東さんをはじめ総勢30名を越える方々
  が参加しました。また、「らぶりぃ」ブースの準備から連日お手伝い頂いた東京の村松明子さ
  ん例年のことながら本当に御苦労様でした。一言御礼申し上げます。
 ○さて、今月の例会は新入会員で地元の遠藤さんの参加を得て沢山の持ち寄り株の観賞と栽培上
  の留意点についての意見交換がなされました。紙面が無いので持ち寄り株の紹介に留めておき
  ますので様子をご推察下さい。C.トリアネイの開花大株、Masd.イグネアの開花大株、Lyc、
    Den.クスバートソニー開花大株と苗多数、オエルステデラ(旧Epi)、SP最小開花株、S.コク
  シネア開花株、C.インターメディアの開花株、テリポゴンの苗19株、Den.セッコク、Paph、
  Onc、Den.クリソプテラム、L.アンセプス、C.ミニパープラータ他、多数寄せられました。
 ○最後に洋裁家である地元会員の山尾さんの着物生地洋裁作品を囲んで女性陣の賑やかな品評
  会を以って終了となりました。                      蔵田

 ■2013年 第四十九回  120日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて  
  
 
参加者7名(仙台1名・山形1名・岩手花巻2名・岩沼2名・蔵王町1名)
  
世界らん展東京ドーム出展・出店・出品について
  ●持ち寄り株について・・秋山さんのビクトリアレギネは植え替えすると良い。
   蔵田さんのカトレア、デンドロはとてもすばらしい。
   柏田さんのアミールによる栽培は外気を入れることと太陽光にあてること
    を考えて置き場を変えると良い。
  
 須藤さんのプレウロはミクロの小さなラン、虫眼鏡で拝見。
   うちのプレウロとステリスも極小のラン、珍しいので観賞した。
  ●今年のドームでの特別展示のモンキーオーキッドがうちにもあるのでいろいろな
   
種類を観賞しブースに展示すると良いということになった。
  ●なごみとクスバートの植え替え時期の間違えで弱った失敗例。回復のさせ方。

蔵王の風   1月例会
 ○新年明けましておめでとうございます。
   昨年中は藩さんを初めとして会員とランを愛する全国の同好の皆様には親切
   丁寧なご指導、ご援助を頂きありがとうございました。日頃、初心者の私は
   皆様の足手纏いになるのではと思いつつ例会に参加させていただいておりま
   すが全くその心配は無用であり、いつも楽しく有意義な「集い」に参加さ
   せていただいております。まさに「集い」の趣旨である「初心者もベテラン
   も」「多様な栽培方法の方々」「ランを愛する人たちの」集いとなっている
   のです。ランについては全くの初心者であった私ですが、ランの奥深さ、ラ
   ンの魅力を徐々にではありますが分ってきたような気がします。今年も例会
   で拝見している見事な株を目標に、手持ちの株に愛情込め育てていきたいと
   思っています。よろしくお願い致します。
 ○今年の冬は寒さが続きますねー。皆さんの地方はいかがですか?仙台は年末か
   らずうっと平年気温を下回る日が続いていて、ランの事がとても気がかりで
   す。例会前夜もかなり冷え込んでいたので早朝、早めの暖房となりました。
   
冷え込んだ分、例会の日の蔵王山麓は快晴、コバルトブルーの抜けるような
   青空と雪原の眩しさが見事に調和しており、堪らず雪原の中に車を止め一時
   静寂を味わいました。
 ○さて、例会は山形の須藤さんの株で拡大鏡でみなければ分らない程小さなラン
   の花プレウロサリスの観賞で始まった。この種の株は藩さんの株と合わせ
   て拡大鏡での観賞となったが極小花でもランの花。形、輪郭はやはりランの
   花である。ユニークランの観賞となった。もう一つの藩さん株、プレウロサ
   リスとして求めたが、咲いてみたらステリスではないかという開花株。花は
   豪華に咲いており、これもまたユニークでめったに見ることの出来ない株を
   観賞した。地元秋山さんのビクトリアレギネの開花株。フラスコ苗から育て
   た株である。この時期にも咲くんですね。私の株はというと命だけは繋いで
   います?また、12月例会でフラスコ出しをしたDen.クスバートソニー生育状
   況の観察である。地元の真貝さん株は私のと同じく元気が無い。藩さん株と
   比較するとその差は歴然としている。湿度や環境に工夫が必要である。反省
   つづいてドラキュラの開花株の観賞である。この花の特徴は中心部がプルプ
   ルと動いておもしろい。また、正面の花模様は猿の顔に似ていることからモ
   ンキーオーキッドと呼ばれているとのこと。珍しいランの観賞となった。
  
 引きつづきMasdの開花株を見本に展示会への出品作の作り方。岩手柏田さん
   のアミール栽培において光源のとり方の意見交換。Den.クスバートソニー交
   配種「ナゴミ」の落葉の原因と対処の方法など、今回も有意義な勉強会とな
   った。
 
○最後に「世界らん展出店ブース」での再会と交流会について話し合われ、楽し
   く集まりましょうとなった。今から楽しみにしています。   蔵田

 次回は2013年 第五十回  310日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 2月はお休み
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

 ■2012
年 第四十八回  122日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
       
 参加者7名(仙台1名・山形1名・岩手花巻1名・福島1名・茨城水戸2名・蔵王町1名)
  ●
会員持ち寄り株について
    佐々木さんのリカステ、山あげして巨大になった。
      
    バルブのあるものは水を切ってショックをあたえると花芽が多くなる場合がある。
    テリポゴン死にそうだったのが生きかえってきた。標高4000mのものは難しい。
    クール種は夏によく冷やす、温度だけでなく日光も大切。
    デンドロノビル系はよく陽に当てることが大切。水を切ることも大事。
    ビクトリアレギネは根づまりすると水が吸えないので植え替える。
  ●クスバートソニーのフラスコ出しの実習を皆で行いました。

蔵王の風     12月例会

12月初めの例会の日は、今冬初めて降雪らしい降雪があったが、私が蔵王山麓の街道筋に差し
掛った時には雪は消え、道路沿いの土手伝いに白いものが僅かに残っていた。一方、蔵王連峰の
山頂付近は新雪に覆われ、初冬の様相を呈していて、青空と山稜とのコントラストは、この時期
だけ見ることの出来る見事な風景を醸し出していた。

○さて、今回の例会は、茨城の大谷さんご夫妻、福島の佐々木さんご夫妻、岩手の柏田さん、
山形の須藤さんと、我々地元組の参加で賑やかな例会となった。 はじめに参加者の持ち寄り株
の観賞と意見交換が行われた。佐々木さんのリカステ
3株。観てびっくり、触ってびっくり、何と
大人のこぶし2つ合わせたくらい、でかいバルブと、朴木の葉のような、でかい葉をつけている。
こんなにでかいリカステを観るのは初めてであり参加された皆さんも初めて観たとのこと。バッ
クバルブはごく普通の大きさなので夏の育てに違いがあるのではと、質問が集中した。
佐々木さんの話によれば、今年の7月から8月、裏磐梯に山上げしたところこのような大きさに
なったとのこと。日照や風通しなど置く環境が良い所ではないかと思われたが、それにしても山
上げの効果はすごいと思った。 そう言えば以前、茨城の齋藤さんからお聞きした「リカステの
バルブは、育て方でこぶし2つぐらいのバルブに育ちますよ。」と言うアドバイスを思い出した。
来年の夏には、皆さんお持ちのリカステを一緒に上げましょうとなった。 また、テリポゴンの
元気に育っている苗の観賞と育て方についての意見交換となった。

○続いて須藤さん持ち寄りのDen.ビクトリアレギネの開花大株と、藩さんの中株、それと私の枯
死を免れた小株、それらを鉢から外して根の状態の確認となった。確かめて分かったことだが、
開花株は根詰まり、私のものは植え替え方の間違えで根張り不十分。藩さん株は根張り具合とい
い、根の色といい、違いは一目瞭然、植え替え時期と方法によってこんなに違いがでるんだと
改めて勉強になった。私の小株はその場で植え替えとなった。

○引き続いて、今日の例会のメインはDen.クスバートソニーのフラスコの一本から苗を取り出し、
鉢に移し替えるまでの実習である。フラスコ苗の育ての親は勿論藩さんで、品種等はホームペー
ジで紹介されているが、何せ高価な株でありめったなことで経験出来ないことを経験した。私は
なんとかして2鉢に移し替えることができ、皆さんと共に私はこの2鉢を戴いた。うまく育ってく
れるかどうか・・・頑張ります。 

○例会はその合間合間に雑談で賑やかになるのが通例。今回は
柏田さんから岩手特産のリンゴの差し入れがあり、美味しく戴きながら、お孫さんの話に花を咲
かせました。                            蔵田

    次回は2013年 第四十九回  120日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

 ■2012年 第四十七回  1111日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
   
   参加者9名(仙台1名・山形1名・岩手花巻2名・岩沼2名・蔵王町3名)
   
●新入会員3名の紹介(詳しくは会報にて)
   ●会員持ち寄り株について
     Denフィムブリアタム、レリアカトレア、バルボ、ビクトリアレギネマキシマ、
     ワーセウイッチ、Denフェアチルダエ、リューコシアナム、Cプリンセスキコ
     Masdトライアンギュラス・ホワイトエンジェル・ミスティカ、パフィオ、リカステ、
     なごみ、クスバートソニー、リニアレイなど
   ●ほとんどのランは春に新芽、新根が出たら、きれいな水苔に取り替えて鉢を大き
     くして植え替えするがマスデなど秋や冬に温度があれば植え替えるものもある。
   ●世界らん展2013東京ドームについて
  
 次回は2012年 第四十八回  122日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。
     

 ■2012年 第四十六回  1014日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
    参加者10名(仙台2名・山形1名・岩手花巻2名・岩沼2名・茨城水戸2名・蔵王町1名)
    
●会員持ち寄り株について・・・ミルトニア、パープラータ、カトレア(ソフロニチス)セルヌア、
                       クレイセントロンのメリリアナム、ミディカトレア
    ●カイガラムシの薬について
    ●リカステ・・・病気と生理障害の違い、これからの管理
    ●冬の保温のやり方、経費節約となるようにする工夫の仕方
    ●水やりの基本・・・@水やりと葉水(シリンジ、キリフキ)の違い
                A与えた水(鉢の中)が次の日の夕方までに乾く
                B早朝か夕方か、夏と冬での与える時間は最低温度により違う
    ●クスバートソニーの交配
    ●クール種のリュウコシアナム、ビクトリアレギネ・・・30℃がずーっと続くとだめになってしまう。
      1〜2日であれば耐えられるが今年の夏は暑かったので難しかった。
    ●原種カトレアについて・・・新根が出始めたら植え替える。いろいろなタイプがあるので
      植え替えや水やりはよく観察してそれぞれにあわせておこなう。
        ●原種カトレアについて・・・新根が出始めたら植え替える。いろいろなタイプがあるので
       植え替えや水やりはよく観察してそれぞれにあわせて行う。
         @新芽が出てから新根が伸びるタイプ
         A新芽と新根が同時に出るタイプ
         B新芽より先に新根が出るタイプ
       栽培環境や個体によって違うので決めつけない、見分けがつかないものもある。
       植え替えたらすぐ水やりしないで新根が鉢のふちまでたどり着いたら水やり開始する。
       それまではキリフキのみ、秋の植え替えは難しい、温度と日照不足になる。
       植え方は新根が出るのがよく見えるように山型に少し盛り上げて植えると良い。
       肥料はリン酸が多いものが花付きを良くするがあげるタイミングを考える。
            セルレア(coerulea)・・・ブルー系の花、稀少で難しい
            チポ(tipo)・・・一般的な花、普通の花
   次回は2012年 第四十七回  1111日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

  ■2012年 第四十五回  92日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
    参加者5名(仙台1名・山形1名・岩沼2名・茨城つくば1名)
     
参加者が少なかったので一人ひとりじっくりと質問や疑問を解明できました。
    ●夏越しの成功例と失敗例を発表しあい反省点を勉強しました。特にクール種は3月に植え替え
      をしてしっかり根をはらして夏の暑さに対応できるようにしておくことが大切。
    ●外の置き場所の工夫をする。それぞれの工夫の仕方を発表しました。
    ●原種カトレアについて(岡田蘭園の岡田さんや東京の佐藤さんからのアドバイス)次回の会報で!
    ●新しい交配について・・・いろいろなフラスコ苗を作っていますので楽しみにしていて下さい。
    ●カトレア・リカステなどの秋に向けての管理について
    ●持ち寄り株の質疑応答・・・デンドロ、レストレピア、カトレアなど
    ●カイガラ虫の対策方法やウイルス・病気が出た株の処理と対策
    ●2013年東京ドーム出店の日程(2月15日内覧会、16日〜24日開催)出品写真や寄付株を用意して
      おいて下さい。搬入13日準備14日や販売などのお手伝いもよろしくお願いします。
   次回は2012年 第四十六回  1014日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

   2012年 第四十四回  78日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
   参加者5名(仙台2名・山形1名・岩沼2名)
    
参加者が少なかったので一人ひとりじっくりと質問や疑問を解明できました。
   ●夏の病害虫対策について
   ●雨に当てる効果と害について
   ●カトレア・・・植え替え時期・水やりと肥料のあげ方、交配種が多いのでそれぞれの特性を
           よく観察して水と肥料は新芽や新根が出たら行う。
           ぐらぐらしないように支柱をする・葉が重ならないようにする・新根が早く伸びるように
           向きを考えるなど細かいところをきちんと丁寧にやることが上達につながる。
   ●リカステ・・・新芽の間から花が咲いてしまった。新芽を大事にするため花は摘む。
   ●ビクトリアレギネ、ワルケリアナ、ソフロニティス、インターメディアなどの水やり、温度、風通し
     などについて得意な方からのアドバイス
   ●水苔植えの長所・・・弱酸性である、薄い肥料分があるなど
   ●水苔植えの短所・・・寿命が1年ぐらいである、植え方が難しい(硬さ、柔らかさ、ウォタースペース
                 山型植え、水やりの仕方、腐りやすいなど)
   ●カトレアの原種について
  次回は2012
年 第四十五回  92日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
     8月はお休みですが栽培相談はいつでもどうぞ(夜8時以降なら可能です)
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

    2012年 第四十三回  617日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
   参加者7名(仙台2名・岩手花巻1名・茨城水戸2名・蔵王町2名)
    
5月の親睦会総会の後なので参加者が少なくて少し淋しい例会でしたが持ち寄り株について
     初心者向けに栽培方法や植え替えや水のやり方など丁寧にじっくりと学ぶことができました。
   
●オンシジューム・・・新芽を大切にする。
   ●マスデバリア・・・夏は高温に気をつける。遮光して風をあてる。上からの水やりでなく底面灌水
               にするとよい。
   ●リカステ・・・新芽が少しでてきたら花芽も大切に植え替えや鉢増しをする。
   ●ビクトリアレギネ・・・根の張り方をみて鉢のふちに達していれば水を多くして肥料もあげる。
                 ぐらつきがないように太くなることを考えてきちんと支柱をする。
   ●レリア・カトレア・・・植え方は根の伸び方が見えるように少し浮きぎみに植えると観察しやすい。
                根が鉢全体にまわったら水をたっぷりあげる。まわらないうちはよく乾かし
                てから水やりする。乾かすと根が水をほしがってよく伸びる。
   ●デンドロ・・・高芽は根が伸びてから取って別の鉢に植えるか捨てるかする。
   ●マキシラリア・・・桜の木やヘゴなどにつけるとよい。活着するまでは糸や盆栽の細い導線で
               おさえる。ビニタイではすぐにゆるんでしまうのでよくない。
   ●カイガラムシは害虫なので見つけたらすぐに取る。カイガラムシ用の殺虫剤を綿棒につけて
     細かいところもきれいにふき取る。注意→洋ランにつくカイガラムシ用の殺虫剤を使用する。
   ●コクシネア・デンドロウエンティアナムの観賞
    次回は2012年 第四十四回  78日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

 2012年度 第四十二回 5月26日(土)18時〜20時 親睦会 宿らぶりぃにて
                 5月27日(日)10時〜12時 総会 13時〜15時 株交換会・寄付株市
   宿泊参加者24名(山形1名・仙台2名・岩手花巻2名・茨城水戸2名・多賀城2名・岩沼3名・蔵王町1名・
                                    茨城4名・埼玉3名・神奈川1名・大阪2名・広島1名)
   日帰り参加者6名(蔵王町4名・福島1名・埼玉1名)
     ●親睦会は和気あいあいと話がはずみ、二次会は午前3時までラン談義に夢中でした。
   
     
     ●総会では自己紹介や新入会員の紹介、洋ランの集いの主旨などの説明があり
    茨城の斉藤さん、和田さんのお話も聞いてたいへん勉強になりました。
   
    
    ●昼食後、寄付株、展示株を見たり、株の交換会を行いました。
    
    
    ●とても有意義に過ごしました。
  
 

   次回は2012年 第四十三回  617日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

  2012年度 第四十一回 415日(日)13時〜16時ごろ 宿らぶりぃにて
        テーマは「春の新芽出し・植え替え・総会と親睦会について」
   参加者11名(山形・仙台2名・岩手花巻・茨城水戸2名・多賀城・岩沼3名・蔵王町)
   
●水苔の戻し方・・・使う前に湿らせてビニール袋などに入れておく。濡らしすぎないこと。
   ●完全な植え替え・・・マスデやバルボなどの根の細い小さい株は中心部の水苔が腐っていることが多いのできれいに
                して新根が伸びやすいようにする。リカステの完全植え替え方法の勉強
   ●春の新芽出しのタイミングはそれぞれの地域や環境や株の状態によって違う。スタートを早くすると夏越しが楽にできる。
   ●会員の持ち寄り株・・・インターメディア・ソフロコクシネア・リュウコシアナム・クスバートソニー・マキシラリアなど
   ●5月の総会・親睦会について・・・5月26日(土)18時〜親睦会。
                          27日(日)9時〜総会・12時昼食・13時〜株交換会寄付株。
            時間は予定です。参加不参加は早めにお申し出下さい。

 

  ■2012年度 第四十回 311日(日)13時〜16時ごろ 宿らぶりぃにて
        テーマは「世界らん展について反省・新入会員紹介・植え替え」
   参加者11名(山形・仙台2名・岩手花巻2名・福島郡山・茨城水戸2名・岩沼2名・蔵王町)
   
  ●世界らん展日本大賞受賞した集いのメンバーの大塚さん!おめでとうございます。
  
●世界らん展の反省・・・全体的に出店、出品数が減り入場者数も減った。趣味家が少なくなった。
                 「らぶりぃ洋ランの集い」の出店は珍しいラン、稀少なランがあるので盛況だった。
     若い人がもっと増えて小さいランを育ててほしい。大きなランばかりでなく小さなランや珍しいランや稀少なラン
     もあるということをもっと広めたいので「その他の属」の出品を集いのメンバーでがんばってほしい。
  ●新入会員の紹介・・・4名入会しました。会報と一緒に名簿を送ったので貼り付けて保存して下さい。
  ●蔵田さんより会報の保存方法としてファイルの説明とバインダー(見出しシール付き)を寄付していただきました。
    ご希望の方は差し上げますのでお申し出下さい。
  ●カトレアの植え替え・・・初心に返って勉強しました。根がたくさん飛び出しているもの、鉢のふちまでバルブが
                 つっかえてしまったものなど植え替え後の管理方法など
  ●植え替えの時期について・・・決まっていない。その人の環境や育て方や株の状態をみて決める。
  ●リカステの植え替え・・・短期間に新芽が伸びるものは出始めに植えかえる。早めに春を感じさせバルブを太らせる。
  ●ビクトリアレギネの植え替え・・・新芽のレベルをあわせて植えかえる。
  ●会員の持ち寄り株について・・・リュウコシアナムの生長の違い、乾きすぎないように水やり(キリフキ)をもう少し多くする。
    エピデンドラムとカトレアの交配種・バルボフィラム・プルケラム・ビフレナリア・インターメディア・カトレアなどの勉強。
    クスバートソニーのいろいろなどについて

  次回は2012年 第四十一回  415日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

 

 ■2012年度 第三十九回 122日(日)13時〜16時ごろ 宿らぶりぃにて 
      テーマは「肥料のあげ方、持ち寄り株について」
   参加者8名(仙台・岩手花巻2名・福島2名・岩沼2名・蔵王町)
  
●新入会員(福島の洋ラン愛好会)の方を迎えて集いの主旨を説明しました。
  ●マスデバリア・・・コクシネアなど大型種の栽培方法、根の太いマスデは夏の水のやり方が大切。
  ●肥料のあげ方・・・根の細いものやクール種などの繊細なランは水温や水質や日照などを考えて環境を整えてあげる
    ことが重要で肥料のあげすぎは根を傷めてしまう。置き肥はしないで5000倍ぐらいに薄めた液肥をたまにあげる。
    特に水苔植えは肥料が蓄積されて劣化が早くなる。
  ●東京ドームの写真展示と食事会について

 次回は2012年 第四十回  311日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

 

  ■2011年度 第三十八回 124日(日)13時〜16時ごろ 宿らぶりぃにて 
      テーマは「フラスコ出し、持ち寄り株について」
  参加者8名(仙台・山形・岩手花巻2名・福島郡山・茨城水戸2名・蔵王町)

    ●リュウコシアナムのフラスコ出し・・・各自、鉢に植えて育ててみることにした。それぞれ自分の環境にあった植え方や
    置き場を考えて水やりや日当たりの工夫をする。果して誰が一番生長がいいか!報告し合い競争しましょう。
  ●会員のち寄り株について・・バルボ、マスデエリナセア、レギネ、レリア、リカステ、デンドロモーリアナム、ラウエシー
    セラトスティリスなど)
  ●アブラ虫・カイガラ虫の駆除。放っておくと生長が止まる。葉や花に菌がついて枯れる。乾燥して温度が高いと増える。
    その都度、こまめに取る。
  ●山採り株は買わないこと!もしどうしても買ってしまったらその株を生かして増やすこと。丈夫にしてその種の保存を
    心がけ、シブリングして希少種を大切に育てること。
  ●東京ドーム出店について
  ●名簿について

  次回は2012年 第三十九回  122日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

 

 2011年度 第三十七回 1113日(日)13時〜16時ごろ 宿らぶりぃにて 
      テーマは「LEDについて、栽培環境や栽培方法による違い、他」
  参加者11名(仙台・岩沼2名・山形・岩手花巻2名・秋田・茨城水戸2名・蔵王町・大阪)
 ●秋田大日向のLEDについて説明を受け、その効果を話し合いました。
 ●ビクトリアレギネの生育状態は栽培環境や栽培方法によって差ができる。群馬県のレギネが一番良い。
 ●マキシラリア・リカステの植え替え
 ●(山形)須藤さんの栽培方法、(岩沼)秋山さんの暖房、(大阪)石川さんの栽培環境など
 ●会員の持ち寄り株について
 ●東京ドーム世界らん展出店の写真提供とお手伝いと食事会について

  次回は2011年 第三十八回  124日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

  ■2011年度 第三十六回 102日(日)13時〜16時ごろ 宿らぶりぃにて 
      テーマは「日照時間と外気温について」
    参加者9名(仙台・岩沼3名・多賀城・岩手花巻2名・蔵王町2名)
  
●日照時間の減少、日照の質の低下はクール種の生育に関係する。
  ●外気温の低下、外気温の低温処理・・・リカステは水・肥料を与える。デンドロは水・肥料を切る。強光にする。
  ●花付きの悪い株や長年咲かない、咲きにくい株は例年とはちがう秋の管理をしてみる。
  ●ビクトリアレギネとクスバートソニーの植え替え
  ●会員の持ち寄り株について

  次回は2011年 第三十七回  1113日(日)午後1時〜4時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

 

 2011年度 第三十五回 94日(日)13時〜16時ごろ 宿らぶりぃにて 
      テーマは「夏の管理・弱った株の再生について」
    参加者9名(仙台・岩沼・多賀城・茨城水戸・山形・蔵王町)
        
 ★
8月15日に大けがしてしまい、あまりよく歩けない状態での例会でしたがなんとか無事に終えることができました。
   
ガラスで足の裏を深く切ってしまい、筋肉も筋も神経まで切れて骨まで達して大量の出血で救急車で病院に行き、
   
緊急手術をしてお客様が多いため入院せず戻ってすぐ仕事をしました。しばらくは松葉杖でしたが今やっと自力で
   歩けるようになりました。そんな状態でもランの世話は欠かさずやりました。その為かみんな無事に夏越しできました
  
●その年によって気候が違う、その地域環境によっても気温や気候が違うのでいろいろな管理の方法を考えてみる。
  ●気温や日差しだけでなく湿度にも注意しなければならない。特に雨が多いと水やりして鉢が乾かないので注意する。
  ●植え方や植える鉢・容器などを検討する。
  ●会員の持ち寄り株について(マスデバリア、胡蝶ラン、デンドロなど)

  次回は2011年 第三十六回  102日(日)午後1時〜3時 ごろ らぶりぃにて 
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

 

  2011年度 第三十四回 710日(日)13時〜16時ごろ 宿らぶりぃにて 
          テーマは「いろいろな容器を使って植える・水について」
    参加者9名(仙台・岩沼・多賀城・岩手花巻・山形・蔵王町)
  ●素焼き鉢にこだわらずいろいろな容器を使って植えてみる。特に大株は芯が乾きにくいのでザルで植えたり、
    穴あきバケツにあみを張ってミックスコンポストが出ないようにしてから植えてみる等、いろいろ工夫する。
  ●水についての研究、ランは弱酸性の水が好きなものが多いので水道水、雨水、汲み置き水、イオン水、
    リーフウォーターなどの酸性度(PH)を計って実験をした。水は鉢から水苔を通ると弱酸性になっていた。
    葉に水やりするときだけ気をつけて弱酸性水を与えるようにすると良いことがわかった。
  ●会員の持ち寄り株について(カトレア・レリア、バルボ、デンドロなど)
  ●質疑応答・・・今年の春(5月6月)は暑くてマスデバリアなどクール種が枯れた。
            夜の温度を下げる工夫をするとよい。昼間と夜温の温度差が最低10度ぐらいは必要である。

  次回は2011年 第三十五回  94日(日)午後1時〜3時 ごろ らぶりぃにて 8月はお休みです。
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

 

  ■2011年度 第三十三回 619日(日)13時〜16時ごろ 宿らぶりぃにて 
                 テーマは「なかなか咲かないラン・病気と害虫駆除・水耕栽培など」
     参加者8名(茨城水戸・宮城仙台、岩沼・岩手花巻・蔵王町)
  ●株は元気で毎年生長して大きくなっているのに何年経っても咲かないランがある。どうしてなのか?
     皆で考えました。いろいろな意見がでました。対策も考えました。
  ●ウイルスや黒点病や生理障害など様々な病原菌について対策も勉強しました。
     元気な株は免疫力をもっているので病気になりにくい。
  ●ハダニやナメクジなどの駆除や対策も勉強しました。これも元気な株には着きにくい。
  ●クスバートソニーで水耕栽培の実験を行う。来月、方法や経過について結果は3ケ月後の会報にて
  ●会員の持ち寄り株(デンドロ・カトレア・ディサなど)について
  ●会員からの質疑応答
  ●名簿作りについて(6月30日までにデーターを提出して下さい。)

  次回は2011年 第三十四回  710日(日)午後1時〜3時 ごろ らぶりぃにて テーマは「夏の管理、水耕栽培について」
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。
 

 

 2011年度 第三十二回 528日(土)18時〜親睦会 29日(日)9時〜総会・勉強会 13時〜株市 
                     宿らぶりぃにて 
  参加者22名(大阪・東京八王子・神奈川横浜・埼玉・茨城つくば・水戸・山形・宮城仙台、岩沼、多賀城・岩手・蔵王町)
     宿泊参加と日帰り参加で大勢の方に参加していただきとても楽しく充実した親睦会・総会になりました。
   
  
  ●28日(土)18時から親睦会が始まりご馳走を食べながら自己紹介をしました。
    二次会も午前2時まで盛り上がりました。いろいろな地域の方との交流ができました。
     
  
  
   ●29日(日)朝食は和気あいあいといろいろな方とお話しながら食べました。
  
  
   ●午前9:30から総会を始めました。新入会員紹介・会の趣旨と方針・名簿作り・伊東さんのお話と質問
  
   
  ●昼食後は待望の株市・株の交換会と勉強会
 
  
  
  ●たくさんの方の御参加ありがとうございました。とても有意義に過ごせました。

  次回は2011年 第三十三回  619日(日)午後1時〜3時 ごろ らぶりぃにて テーマは「梅雨と夏の管理」
      ★できるだけ皆様のレポート(疑問、質問、発見、栽培方法など)を提出して下さい。

 

 ■2011年度 第三十一回 417日(日)1時〜3時 らぶりぃにて 
   参加者4名(山形・岩手花巻・仙台・蔵王町)
   テーマは「東日本大震災の被害、春の植え替え、総会・親睦会について」
  ●震災によるランの被害など
  ●リカステ・マスデ・デンドロなどの植え替え
  ●会員の持ち寄り株について質問など
  ●会報の内容について
  ●総会・親睦会を開催する。

 次回は2011年 第三十二回  528日(土)18時〜20時 親睦会、21時〜二次会 らぶりぃにて
    5月29日(日)9時〜12時総会、勉強会、1時〜3時株の交換会の予定です。
     出席・欠席を早めにご連絡下さい。

 

 ■2011年度 第三十回 313日(日)1時〜3時 らぶりぃにて 
   参加者1名 山形の須藤さん
    大震災直後、停電と断水中で見放された陸の孤島だった宿らぶりぃに命がけで遠路から駆け付け
    てくれました。電話も携帯も公衆電話も通じないので本日の例会は中止と諦めていたところ心配し
    て「トリアネーセミアルバオカダ」みごとなカトレアを持って見せに来てくれました。とても嬉しかった
    です。マンツーマンで例会を開催しました。その後いろいろな救済をしていただき助かりました。
    ありがとうございました。

 次回は2011年 第三十一回 417日(日)1時〜3時 らぶりぃにて  テーマは「 先年度まとめ」の予定です。

 

  2011年度 第二十九回 123日(日)1時〜3時 らぶりぃにて 
    テーマは「いろいろな種類の植え替え、
世界らん展2011について
   参加者8名(山形・岩手花巻・仙台・岩沼2名・多賀城・大河原・蔵王町)
  ●会員が持参した株について(マスデ・デンドロ・ワルケリアナ・リカステなど)
  ●株と根が鉢から飛び出してしまう品種はどうすればいいのか?
  ●葉面に白いカビがついてしまった場合は?
  ●その年の気候や環境によって生長が良いものと悪いものがある。
  ●クール種を取り扱うときは手の温度、体温に気をつける。
  ●バルボやプレウロは小さくて可愛い花や変わった形の花が多く、また丈夫で扱いやすい。
  ●ミックスコンポストに合う品種と合わない品種がある。
  ●世界らん展2011に出店する写真のことと夕食会について

  次回は2011年 第三十回 313日(日)1時〜3時 らぶりぃにて  テーマは「 今年度まとめ」の予定です。
      2月は東京ドーム出店のためお休みです。  

 ■2010年度 第二十八回 125日(日)1時〜3時 らぶりぃにて 
   テーマは「いろいろな種類の植え替え」
   参加者8名(茨城水戸2名・岩手花巻2名・仙台・岩沼2名・蔵王町)
 
●リカステの植え替え・・・春が敵期
 ●デンドロの植え替え・・・新芽が出る前に
 ●マスデの植え替え・・・今が植え替え時期
 ●ドラキュラの植え替え・・・大株にせず中株にする
 ●デリカチュラム、アラティカリナムの植え替え

  次回は2011年 第二十九回 123日(日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 世界らん展2011について」の予定です。

 ■2010年度 第二十七回 1114日(日)1時〜3時 らぶりぃにて 
      テーマは「 管理」
   参加者7名(茨城水戸2名・山形・岩手2名・仙台・蔵王町)
  
●世界らん展2011東京ドーム出店の写真を用意する、余剰株とお手伝いのお願い
   ●会員からの質問

 次回は2010年度 第二十八回 125日(日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 植え替えの復習」の予定です。

 

 ■2010年度 第二十六回 1017日(日)1時〜3時 らぶりぃにて 
      テーマは「 秋の管理・アミール・竹酢液各項目別に会員より発表」
   参加者12名(千葉・茨城水戸2名・山形・岩手2名・仙台・岩沼2名・多賀城・大河原・蔵王町)
   
 
●会員の柏田さんよりアミールを購入して長所と短所について
 ●会員の日馬さんより竹酢液の使い方のレポート、鉢の汚れや虫よけ対策について
 ●会員の菅原さんよりセロジネの秋冬の管理について
 ●会員の秋山さんより大輪トキ草(プレイオネ)の秋冬の管理について
 ●会員の蔵田さんより流木の使い方についての質問
 ●リカステの秋の管理、その他猛暑を乗り切るための管理と工夫と対策
 ●世界らん展2011東京ドーム出店の写真を用意する、余剰株とお手伝いのお願い

 次回は2010年度 第二十七回 1114日(日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 管理の工夫と対策」の予定です。 

 

 2010年度 第二十五回 95日(日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 猛暑異常気象対策・ダニ退治」
   参加者6名(茨城水戸2名・山形・仙台・岩沼・蔵王町)
   
  ●クール種にとっても他のランにとっても「猛暑で異常気象の夏をどう乗り越えたか。」会員一人づつから
    意見や対策を聞きました。それぞれの地域や管理によっていろいろな乗り越え方がありました。また、
    「ずいぶんたくさん死なせてしまった。枯らした。」という方も多く、これからは猛暑対策を真剣に考える
    ことが大切だと思いました。
  ●温室のある場合も室内栽培の場合も限界温度・遮光・肥料やり・植え替え時期などよく考えて早めに
    対処することが重要だと反省しました。(あまりお金をかけずに手間をかけて工夫すること)
  ●クスバートソニーにつくダニは目に見えないアカダニ。15倍〜30倍のレンズでよく観察すると動いている
    のが見えます。クスバートの葉が落ちるのはウイルスでもなく病気でもなく弱ったのでもない、このダニ
    の仕業でした。他にも移って蔓延するのですぐに退治しましょう。
 
  次回は2010年度 第二十六回 1017日 (日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「秋の管理」の予定です。

 

 ■2010年度 第二十四回 711日(日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 ランの表記・植え替え・交配 」
   参加者8名(茨城水戸2名・山形・仙台・岩沼・多賀城・蔵王町2名)
  ●ランの表記について・・・分類や表し方が変更になったこと
  ●植え替えと肥料(カトレア・胡蝶ラン・セロジネ・デンドロ・ビクトリアレギネなど)
  ●交配について・・・楽しみ方の一つとして将来は自分で新種を作ってみては?種付けの仕方、方法など
  ●会員の方から質問や疑問の回答、提案など皆で考えて話し合い勉強しました。
  ●8月はお休みですが質問や相談はお電話で夜8時以降にどうぞ。

 次回は2010年度 第二十五回 95日 (日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「残暑の管理」の予定です。

 

 ■2010年度 第二十三回 620日( 日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「植え替え・殺虫・遮光 」
   参加者8名(茨城・岩手・仙台・岩沼・蔵王町)
  ●初心者のために植え替えの復習をしました。(リカステ、デンドロ、カトレア、マスデバリアなど)それぞれの特徴
    や環境や植え替えの時期・方法をまた新たに勉強しました。
  ●夏や梅雨に多く発生するアブラムシ・ハダニ・カイガラムシなどの防虫・殺虫についても学びました。
  ●これからの時期に大切な遮光についても勉強しました。
  ●会報の配布(欠席の方には郵送します)

 次回は2010年度 第二十四回 711日 (日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「夏の管理」の予定です。

  

 2010年度 第二十二回 529日(土)18時〜22時 5月30日 (日)10時〜3時 らぶりぃにて 
            テーマは「 親睦会・総会・勉強会・株市と株の交換会」
   宿泊参加10名(東京・八王子・千葉・群馬・岩手・仙台・山形・岩沼・蔵王町)日帰り参加2名で和気藹々と
                                                      楽しく過ごしました。
  
                2010年5月29日夜6時〜洋ランの集い親睦会
  
               2010年5月30日洋ランの集い 総会・勉強会
  
                  2010年5月30日 株市・株の交換会

 ●29日夕食後に親睦会を開催しました。30日午前10時から総会であらためて自己紹介して交流を深めました。
 ●30日11時から勉強会では水についてとリカステ植え替えの仕方について話し合いました。
  肥料についてと虫の駆除や薬剤散布の仕方についても勉強しました。
  初心者やベテランの方までいろいろな質問が出てとても勉強になりました。
 ●昼食後、持ち寄り株の交換会、株市を行いました。自分に合うランの株を見つけるのに一生懸命でした。

 次回は2010年度 第二十三回 620日 (日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「夏の管理・遮光 」の予定です。

 ★平成22年度行事予定
   
4月18日(日)は三周年を迎える集いですので親睦会 総会 株市と株の交換会を行います。年に一度、会員
     会友が集い歓談し、交流を深めたいと思いますので是非ご宿泊してのご参加をお願いします。
   
親睦会を2回に分けて行います。4月17日(土)、5月29日(土)ご都合の良い日に参加してください。
     両月参加、日帰り参加もできます。
     宿泊費(会員割引)と親睦会参加費込みで1万円です。
   会員・会友の相互の株市交換会を行います。クール、希少種に限らずランであれば属種は問いません。
    何株かは参加、不参加にかかわらず出品して下さい。
   参加できる方は4月当日ご持参下さい。4月に不参加で5月に参加予定の方は4月の交換会前にお送り下
    さい。ご希望の属種をお知らせいただければこちらで確保しておきます。
   どちらにも不参加の方は4月の交換会前に株をお送り下さい。事前にご希望の属種をお知らせいただけ
    れば確保してこちらより交換会終了後に発送いたします。
   また、読み切られた書籍・本・参考書なども喜ばれますので不要の書物がありましたらご提供下さい。
    4月と5月の懇親会・総会・株市交換会へのご参加予定をお早めにお知らせ願います。
   
  次回は2010
年度 第二十一回 418日 (日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 総会・親睦会・株市と
        株の交換会」の予定です。★前日17日(土)夜に親睦会の予定なのでできれば宿泊して下さい。

  ■2010年度 第二十一回 417日(土)18時〜22時 4月18日 (日)1時〜3時 らぶりぃにて 
            テーマは「 親睦会・総会・勉強会・株市と株の交換会」
   宿泊参加11名(茨城・岩手・仙台・山形・岩沼・多賀城)日帰り参加1名で和気藹々と楽しく過ごしました。
   
 ●17日夕食後に親睦会を開催しました。18日午前10時から総会であらためて自己紹介して交流を深めました。
 ●18日11時から勉強会では水についてと植え替えの仕方について話し合いました。
 ●昼食後、持ち寄り株の交換会、株市を行いました。株市の方法は良い方法がわからず今後の課題となりました。

 次回は2010年度 第二十二回 530日 (日)1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 総会・親睦会・株市と
        株の交換会」の予定です。★前日29日(土)夜に親睦会の予定なのでできれば宿泊して下さい。
         日帰りでも宿泊でもご参加予定をお早めにお知らせ願います。

 

 ■第二十回 314(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 世界らん展東京ドーム出店の反省・まとめ」
  仙台・茨城(水戸)・岩沼・大河原の方々が集いました。飛び入りで見学の方も参加しました。
  ●写真展示はとても好評だったので次回も続行する。大きさをもう少し大きく(A4)サイズにする。
    それぞれ咲く時期が違うので、自分の株がきれいに咲いたときに写真を撮って用意しておくとよい。
  ●新年度の予定について・・・詳細は下記へ
      4月18日(日)総会 株市と株の交換会 5月例会5月30日(日)に変更、 株市と株の交換会
  ●大株作りについて
  ●植え替えについてのまとめ(植え替え時期、植え替え方法など)
  ●持ち寄り株・質問・相談・・・デンドロ、セロジネ、カトレア、リカステ、プレウロ、胡蝶ラン、ビクトリアレギネの
                     フラスコ出しした苗の生長

 

 ■第十九回 117(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 会員による植え替えの方法研究、他」
  仙台・山形・岩手・茨城(水戸)・岩沼・大河原の方々が集いました。
    
  ●2010年度の集いの日程について(4月総会、5月お楽しみ会、第三日曜日か第二日曜日)
  ●クスバートソニーについて重要な水やりと肥料の与え方
  ●クスバートソニーの植え込み材料と植え替えについて
  ●ソフロニチスの植え替えについて
  ●会員の方からの質問、疑問を皆で考えて話し合いました。

  次回2月は世界らん展日本大賞2010東京ドームへの出店のためお休みです。
    第二十回 314
(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 まとめ」の予定です。


  

 ■第十八回 1220(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 ソフロニチスについて、コンポストについて」
   仙台・山形・岩手・茨城(水戸)・岩沼・大河原の方々が集いました。

  ●ソフロニチス属の研究者である達家 清明さんの論文を参考にして話し合いました。
  ●寒さに強いソフロニチスを会員、それぞれの環境で研究して育ててみることにしました。
  ●会員の方々に持参していただいた株についての質問
  ●ミックスコンポストの長所と短所について

 次回は第十九回 117(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 会員による植え替えの方法研究 」の予定です。
    世界らん展日本大賞2010東京ドームへの出品について(らぶりぃ洋ランの集い会員写真展示コーナー)

 

 第十七回 1115(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 株の生長とコンポスト、肥料について」
   仙台・山形・岩手・茨城(水戸)の方々が集いました。

  ●会員の方々に持参していただいた株についての質問(各種デンドロやマスデの管理と水やり等)
  ●コンポストの研究について
  ●肥料について(海藻・光合成促進剤など)
  ●鉢の洗い方について(漂白剤、殺菌剤の使い方)
  ●殺虫剤などの合成化学薬品を使わない方法(お酢・米酢・木酢・竹酢など)
  ●梅雨、冬季、室内栽培、特殊な地域で日照不足の場合、太陽光を補うためにLEDを使う方法

  次回は第十八回 1220(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 冬の管理について」の予定です。
    世界らん展日本大賞2010東京ドームへの出品について(らぶりぃ洋ランの集い会員コーナー)

 

 第十六回 1018(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 植え込み材料コンポストの研究」
   大河原・多賀城・仙台・山形・茨城の方々が集いました。
   
  ●植え込み材料・コンポストについて話し合いました。水苔だけでなくいろいろなものがあるということ。
       バーク・ヤシの皮・発酵バーク・ゼオライト・軽石・炭・鉢もいろいろ替えてみる(素焼、プラ鉢)
    株や環境によって替えること、自分なりにいろいろ試してみることも大切だということがわかりました。
    ミックスコンポストをブレンドして自分で作ってみるのも良いと思いました。
  ●北海道の会員の方からクスバートソニーの新しいミックスコンポストの研究成果をもとに話し合いました。
  ●マスデバリアの水苔植えは水を全体に行き渡らせるのが難しいのでミックスコンポストに替えてみるのも
    良いかもしれません。

  次回は第十七回 1115(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 株の生長について」の予定です。
    世界らん展日本大賞2010東京ドームへの出品について(らぶりぃ洋ランの集い会員コーナー

 

 ■第十五回 913(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 クスバートの植え替え・ウイルス株の対処法」
   大河原・多賀城・仙台・山形・群馬の方々が集いました。
   
  ●新芽は出ているけれどあまり元気がないクスバートソニーを使って植え替えの仕方とコツを詳しく勉強しました。
  ●連鎖がとぎれているものは大株にしないで植え替えをして分ける、必ず古い根や酸化してくさった水苔を丁寧に
    全て取り除く、細心の注意をはらって新根と新芽を傷めないようにするなどの注意点もわかりました。
  ●ウイルス株の見分ける方法や対処方法についても勉強しました。隔離すること!
  ●悩みの種である、アブラ虫・カイガラ虫の駆除や対策について話し合いました。

  次回は第十六回 1018(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 コンポストについて」の予定です。
    世界らん展日本大賞2010東京ドームへの出品について(らぶりぃ洋ランの集い会員コーナー)

 

  ■第十四回12(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 植え替え・コンポスト・夏の管理」
    岩沼・仙台・山形・茨城(水戸)・岩手の方々が集いました。
  ●それぞれ株や環境によって違う植え替えの仕方について話し合いました。
    デンドロのビクトリアレギネ、クスバートソニー、カトレア、レリア、リカステ、マスデバリアなど
  ●会員の方(千葉県)のコンポストの違いによる植え方の研究の発表(クスバートソニーの写真)
  ●難しいテリポゴンの育て方
  ●夏越しについて・・・クーラーの使い方や遮光
  ●将来は交配に挑戦してみましょう!交配の仕方とコツ

 次回は第十五回 913(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 秋の管理」の予定です。
      8月はお休みです。夏越しに気をつけましょう。電話またはFAXで質問事項をお寄せ下さい。

 

  ■第十三回21(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 植え替え・コンポスト・梅雨の管理」
   岩沼・大河原・仙台・山形・茨城(水戸)の方々が集いました。
   
  ●必ず植え替えの時期に植え替えする株と植え替えしなくてよい株があることを話し合いました。
  ●コンポスト(植え込み材料)について勉強しました。
    種類・長所短所・鉢との組合せ・植え方などいろいろな意見が出ました。皆様それぞれの育て方や環境に
    よって違う方法、工夫、努力、研究をしていて大変勉強になり参考になりました。
  ●梅雨の時期の管理や病害虫駆除についても学習しました。

  次回は第十四回 712(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 夏の管理・クール種の管理」の予定です。
      8月がお休みですので是非、皆様ご参加下さい。電話またはFAXで参加、質問事項をお寄せ下さい。

 

 ■第十二回517(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「高芽について・小さな苗の植え方」
                                        オークションも開催しました。
     岩沼・仙台・山形・茨城(水戸)・函館の方々が集いました。
    
  ●高芽が出たら世代交代、更新、親株が弱って子供を作ったと思って大切に育てましょう。
  ●小さな苗、特にフラスコ出しした苗はコンポストや鉢や植え方に細心の注意をはらってやさしく丁寧に管理
    しましょう。
  ●持ち寄り株の交換や余剰株のオークションを開催しました。
    カトレア、プレウロ、マスデバリア、セッコク、デンドロなどいろいろあり皆様、楽しく苦しく?置き場を考え
    ながら株を選んでたくさん購入して会に寄付していただきました。ご協力ありがとうございました。

   次回は第十三回621(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「 植え替え・コンポスト・梅雨の管理」

 

 2009年度洋ランの集い  
   新年度スタート 総会 
第十一回 4月19日(日)1時〜3時 らぶりぃにて
   
仙台・岩沼・山形・群馬・東京・千葉から7名の会員の方々が集いました。
   
  ●2010年世界らん展東京ドームで洋ランの集いの会員の方々の展示コーナーを作る話しや世界らん展に対しての
    意見、提案なども話し合いました。
  ●水の大切さについて水の種類や成分もいろいろある ランにとって良い水とは・・・について話し合いました。
  ●紫外線カットをする。
    近年、オゾン層が破壊されてから動植物に紫外線の被害が多く出ています。人間も紫外線で肌のアレルギーを
    起こしたり農家では野菜、果物、お米などにも紫外線による害が出ています。その為、紫外線を防ぐ様々な対策
    を考えて実行しています。ランも紫外線による害があり紫外線カットは重要になっています。
  ●持ち寄り株の交換や余剰株のオークションを開催しました。
    カトレア、セロジネ、マスデバリアなどいろいろあり皆様、楽しく苦しく?置き場を考えながら株を選んでたくさん購
    入していました。

  次回は2009年5月17日(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「春の手入れ」の予定です。オークションも開催!

 

 

 ■ 第十回 洋ランの集い 3月15日(日)1時〜3時 らぶりぃにて開催しました。
    テーマは「一年間のまとめ」「新年度について」でした。
  2009世界らん展も無事終わり2010世界らん展東京ドームではささやかな「洋ランの集いコーナー」を作り
  会員の皆様の作品(株や写真など)を展示できるようにしたいと思っていますのでご協力をお願いします。

  
    マウンテンマジックの苗の比較    右は親株からの分け株       左は高芽を育てたもの
   分け株よりも高芽のほうが元気で太く若返り、早く更新されるので高芽を大切に育てると良い。
   
  キンギアナムも高芽から半年でもう花が咲き、新芽も根も元気に出てきました。
  このことからデンドロビュームは高芽を出して若返りし更新するものがあるということがわかりました。
  
   フラスコ出し苗の途中経過  SUGOI-NE植えと水苔植えの比較  水苔の山盛り上げ植えは2号鉢で
  
 順調に根が出てきています。  SUGOI-NE植えは1.5号鉢に変えてから根が伸び始めました。

 次回は2009年4月19日(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「2009年度洋ランの集いについて」の予定です。
  4月と5月の例会では持ち寄り株の交換やオークションを開催しますので余剰株や自分の環境に合わない株など
  を持っていらして下さい。会員同士で交換または売買をしたいと思います。

 ■第九回 洋ランの集い 1月18日(日)1時〜3時 らぶりぃにて開催しました。
    テーマは「冬の管理」「現代のランの一生」「マスデバリアの植え替え」「フラスコ出し研究」でした。
    2名の新入会員を交えていろいろな話し合いをしました。

  「冬の管理」について
  ●最高最低温度計で必ず自分のランの置き場所を把握しておくこと!がとても重要です。
  ●バルブのある種とない種との違い
  ●寒くても水を求める属はキンギアナム・マスデバリア・シンビジュームなど
  ●防寒対策
  ●リカステの強さ、デンドロビューム、セッコクは温室がなくても育てられる
  ●バルブがあっても水を求める小型種

  「現代のランの一生」
   ランは小さな子供の頃はフラスコの寒天培地の中で育ちフラスコ出しで出産して皆で寄り添って
   元気に生長しますが、青年になったら一人立ちして独立して生きていきます。ランを生産する所
   でも一鉢一鉢、単独で栽培されているのです。寄せ植えのままではラン栽培専門家でもラン園で
   も元気に育てられません。

  「マスデバリアの植え替えのおさらい」
     

     

   

  「フラスコ出しの研究」
   SUGOI-NE スゴイネスーパードリームで植えるときは柔らかいポリポットが良い。
   水やりと温度管理が非常に難しい。日照も当てすぎず直射を避けて当てる。紫外線に弱いので
   紫外線をカットすることが大切である。UVカットしてあるプラスチック制の障子紙をかぶせると良い
   ということがわかった。
   
 次回は2月は世界らん展 東京ドーム出店のためお休みです。
    2009年3月15日(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「一年のまとめ」の予定です。

 ★東京ドームでは会員の皆様にお手伝いとおいしいお菓子やお食事の差し入れをいただきまして
   どうもありがとうございました。とても助かりました。

 

 

■第八回 洋ランの集い 12月14日(日)1時〜3時 らぶりぃにて開催しました。
       テーマは「フラスコ苗について」でした。
    先日、出来上がってきたクスバートソニーとクールデンドロのフラスコ出しの勉強を
     しました。全て整型美花とメダル受賞花のオリジナル交配で苗も大きく育ってい
     たので単鉢、CPなどいろいろな植え方を研究してみました。
   
●クスバートソニーのセレクトアウトクロス4種類
    ●ラウエッシービカラー
    ●マウンテンマジック
Xクスバートソニー
    ●ビクトリアレギネ
メダル同士の交配
    この4種類でしたが一番大きくなっていたビクトリアレギネを皆で手がけてみました。
      
    コンポストや鉢もいろいろにして1ヶ月ほど様子をみることにしました。
    @水苔で素焼鉢 A水苔と木の皮で素焼鉢 B水苔で透明プラ鉢 Cふやかした
     スゴイネで透明プラ鉢 Dふやかしたスゴイネで素焼鉢
    大きめの苗は1本で単鉢にして小さめの苗は2〜3本一緒にCP植えにしました。
    スゴイネは最上オーキッドで販売しているスーパードリームを使用しました。
  
  
    
  
  フラスコ出しした苗は赤ちゃんと同じです。細心の注意が必要です。寒天培地の無菌状態から
 いきなり外気に出されて環境に慣れろ!と言われても赤ん坊ですから自分ではなかなかできま
 せん。ちゃんとこまめに管理してあげましょう。初めは弱い日差しで温かい場所に置き、一日に
 何回か霧吹きしてあげましょう。まだ根が水を吸う力がないため葉から吸収させると良いと思い
 ます。スゴイネで植えたものは一週間は毎日たっぷり水やりします。これはスゴイネが乾くと固ま
 るので固まらないようにするためです。ただし、日中の暖かいときに水やりして下さい。フラスコ
 出しした苗は大切に育ててあげればきっと大きく生長して良い花を咲かせてくれるでしょう。
 大事に育てればちゃんと期待に答えてくれるはずです。人間の子供よりも可愛いかもしれません。
  スゴイネは問題あり(半年後にわかりました。)

  マスデバリアの連鎖の切断は植え替えの時期
   

  葉が落ちて間延びしてしまった株は茎の連鎖がなくなり水苔が酸化して根腐れしています。
  最悪な状態で新根が伸びていません。大株にしないで株分けしたほうが更新して元気になります。
  上の写真はユニフローラの大株を三つに分けたものです。新しい水苔で植えてあげるとどんどん
  新根が喜んで伸びてくれるでしょう。

  次回は2009年1月18日(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「冬の管理について」の予定です

 

 ■第七回 洋ランの集い 11月16日(日)1時〜3時 らぶりぃにて開催しました。
    テーマは「マスデバリアについて」ニューオーキッドの本(NO.152)を参考に勉強しました。
     群馬県からいらした新入会員の方と共に岩手県、山形県、仙台市、岩沼市、それぞれ自分の環境や
     育て方、性格にあったランをみつけることなども話し合いました。
    「マスデバリアは雲霧林に自生しているので水が好き」と言って、ひとまとめにしないで姿形や生育環境
     (どこでフラスコ出ししたか等)や交配種によっても栽培方法が違うということがわかりました。このこと
     はマスデバリアに限らず、カトレアやデンドロビュームなど全てのランに共通することだと思います。
  マスデバリアの植え替え方法
    鉢のまわりに根がとどいていないようなら根腐れや水苔の酸化が考えられるので鉢から出してみる。
      
    根を傷つけないように酸化した水苔をピンセットなどで全て取り除き残りかすは水で洗いながす。
    水苔と木の皮を混ぜたコンポストで丸い団子状のものを作り根元を広げて中心部に入れる。
     
    木綿糸と針でこの団子状のものとマスデの株を固定する。まわりに軽く水苔を巻いて
     新しい小さめの鉢に入れる。マスデの根は細いので支柱を立てると傷つきやすく
    株も小さいので痛めてしまうので糸と針を使う方法が良いと思う。また、山のように
     盛りあがりぎみにすると乾きやすく根も伸びやすい。マスデは濡れる乾くのメリハリ
    が大切なので夜に水をあげて日中は乾かすようにすると良い。また、寒さには強いが
     温度が低いと乾きが悪く根腐れしやすいので寒くて太陽が少ないときは葉に霧吹き
    程度が良い。    

 

  ■第六回 洋ランの集い 10月19日(日)1時〜3時 らぶりぃにて開催。
    テーマは「病害虫対策と冬の管理」でした。参加者は7名でベテランの方(茨城県つくばからいらした方)
     を交えていろいろなことが勉強できました。

  病害虫対策・・・外に出していたものを中に取り込むときに葉裏をシャワーで洗い流すと葉ダニは落ちる。
           カイガラムシやダニにはスプラサイト・カルホスなどを交互に使うと効果がある。
           できるだけ薬品は使わないように手で取るほうが良い。歯ブラシは葉を傷つけるので
            綿棒やガーゼやティッシュなどの柔らかいもので優しくなでるように取ると良い。

  ウイルス対策・・・ウイルスは治らないが捨てるのはかわいそうなのでウイルスが出た株は隔離すると良い。
             水やりや器具によって感染する場合がある。

 冬の管理・・・暖房や温度のことばかりでなく、日照や水やりも気をつけること。午前中に陽をたくさん当てる。
         休眠させて水をやらないものと水やりするものと霧吹き程度のもと置き場を考えて分けて置く。

 持ち寄り株について質問・疑問点
  ●新芽と新根が上へ上へと伸びてしまう。どうしたらよいでしょうか?
     @株分けしてバックバルブと新しいバルブにする。そのとき新根に触れたり傷めたりすると生長が
       とまってしまうので新根を傷つけないように注意する。できれば生長前に株分けすると良い。
     A株分けしないでそのまま生長させる。その場合は新根を傷つけないように少し水苔でふんわりと
       つつんでそっと鉢の中へ沈めるか水苔を盛り上げる。
  ●鉢に沿って丸く円を描くように伸びてくれると良いのですが新芽と新根が前へ前へと伸びてしまう。
       どうしたらよいでしょうか?
     @長方形の素焼鉢があるとよいのですがどこにもないのでヘゴにつけるか木片につけて少し水苔
       で覆う。そのとき新根に触れたり傷めたりすると生長がとまってしまうので新根を傷つけないよう
       に注意する。
     A一回り大きな素焼鉢に現在の鉢ごと入れて新根を傷めないように隙間に水苔を入れる。
  
  ★株分けや鉢増しを嫌う株もあるのでよく観察していてなるべく新芽か新根が出たらすぐ判断すると良い。

  ●全ての植物に言えることは生長開始と同時に根を伸ばしてあげることが大切です。

  ●コンポスト(植え込み材料)はどのようなものが良いか?
     水苔・バーク・木の皮・ヤシの繊維(ベラボン)・ミックスバーク・生竹の繊維・バークペレット(最上
     オーキッドガーデンで販売)・ランの土(ホームセンターで販売)・バイオバーク(木の繊維を発酵さ
     せてできている新商品、根岸洋ラン園で販売)などいろいろな種類、質、用途があります。コンポ
     ストは何を使ってもよいが自分の環境や植え方や水やり方法によって選んで使うとよい。単体で
     なく混ぜて使うことも考えられます。いろいろ試してみて自分の育て方とランの株に合った材料を
     使うことが大切です。

  ●クスバートソニーの変化
   
   真ん中の葉は日当たりの良いところに置いていたときに色が濃く、形も丸くて小さい、葉の表面がザラザラ
   して凹凸がありました。環境が変わってあまり日が当たらないところに置くと新しい葉が出たとき色も薄くて
   形も細長く大きくなり表面が平らになってしまいました。育つ環境によってこんなにも違いが出るということ
   がよくわかります。植物は歩けないのでその場所の環境に合うように適応能力が優れていて自分の姿形を
   変えて生きていくことができるのです。いろいろな植物のなかには適応能力のないものもありますが、特に
   ランは環境適応能力に優れていると思います。

 次回は11月16日(日) 1時〜3時 らぶりぃにて テーマは「マスデバリアについて」の予定です。

 

 

 ■第五回洋ランの集い 9月21日(日)に開催。テーマは「秋の管理、植え替えのタイミング」でした。
   参加者は4名でしたが持ち寄り株のことや質問、疑問点などじっくり話し合うことができて
    とても勉強になりました。
            
 長年植え替えをしていなかったプレウロは鉢から出してみたら新根がしっかりとまわっているし、
 水苔も酸化していないので崩さずに軽く薄く新しい水苔をまいて一回り大きい鉢に入れることにしました。
 このように植え替えは鉢から出して根やコンポストの様子を見てから判断しましょう。

    
 この株も長年植え替えをしていないマスデバリア。鉢が見えないくらいに苔が生えて全体を覆っています。
 鉢から出してみると、水苔が酸化して芯が腐っているのできれいに取り除いて株分けすることにしました。
 新しい根は酸化した水苔を嫌って根を伸ばすのをやめてしまいます。新芽も出ずに葉も更新されず、良い
 状態ではありませんので株分けして腐った水苔は根を傷めないようにピンセットなどできれいに取ります。
 取りきれないときはバケツに水を入れてやさしく洗いましょう。尚、このバケツの水にバイオゴールドバイ
 タルなどを入れると根つきが良くなると思います。

      
 会員の方の持ち寄り株で植え替えの相談です。皆で考えて株分けしないでこのままでということでしたが
 根がゆらゆら動くと新芽や根の伸びがよくないのでバスケットにいれて回りに少しベラボンボールを入れ
 固定すると良いと言う意見に賛成しました。

 

 ■第四回 洋ランの集い 7月13日(日)予定を変更して「カトレアの一年の管理」をテーマに
       開催しました。参加者は4名と少人数でしたが、個々に質問が出て細かくじっくりと
       勉強することが出来ました。
 
   支柱を立てる時期はシースが上がりはじめたら向きを考えて!
 
 支柱の立て方は根を傷めないように工夫する。
  
 新根が鉢の縁まできて新芽が伸びてきたら成長開始なので水と肥料をたっぷりあげる。
 スタートを見極めることが重要!
 
植え替えについて小さめの鉢のほうが根が鉢の縁に伸びやすい。古い根を中に新根を広げて水苔を中に
 
 新根を傷めないように周りにも水苔を巻き鉢に入れる。大きさ・量・硬さを考えながら巻く。
 
 一度で収まるように水苔を後から足さない。基部が見えるように!
 
  2008年7月らぶりぃの温室の中

 


 ■第三回 洋ランの集い 6月15日(日)「肥料について」をテーマに開催しました。
     参加者は7名 新しい方の入会もありました。
     植え替えや株分けは毎回、勉強することにしました。
 
  
   
   
  
   次回7月13日例会のテーマは「夏の管理と水やり」の予定です。

 

■第二回 洋ランの集い 5月18日(日)「遮光と通風」をテーマに開催しました。
       参加者の皆様
 

 次回6月15日例会のテーマは「肥料と水やり」の予定です。

 

   ■第一回 洋らんの集い 4月20日(日) 「春の管理と植え替え」をテーマに開催しました。
         参加者の方々と記念写真
  

 ■第一回洋ランの集いを終えて■
 地域も会をも越えて自由に楽しくランの好きな人が集い、語らい、学ぶ場として洋ランの集いの初回が
  開催されました。北海道・東北・関東地方の方々、有名な会の方も初心者の方も一人の洋ラン好き
  としてご参加下さいました。遠方の方が多い集いですので、初回とはいえ予想以上に多くの方のご
   参加をいただき御礼申し上げます。今回のテーマは「春の管理と植え替え」をメインに勉強し合いました。
  初心者からの質問にはわかりやすいだけでなく、ベテランの方にも何か学べることを織り込み、ベテラ
  ンの質問には初心者にも理解できるように心がけてみました。
 ランを育てるには「これが絶対だ」と言える栽培法はないと思います。それぞれの栽培環境や育てる人の
  性格や設備により基本を学び、それを応用工夫する楽しみが大切でしょう。
 ランのプロ・プロ顔負けのベテラン趣味家であっても、すべてのランを育て咲かせることはできません。
  さて、この集いの最も大切な会報を充実させるべく、ただ今編集に取り掛かっている最中です。
 皆様からの情報・ご意見をどしどしお送りくださるようお願いします。
  第一回目の会報は6月初旬を予定しています。

  5月例会のテーマ 「遮光と通風」を予定しています。

 

◆お詫びとご報告◆  2011年4月21日

  先日お送りした手紙では、私自身混乱した状況の中で気持ちを乱してしまい、真意をお伝えすることができません
  でした。それでも私の心情を感じ取って、良い意味で理解して下さりご支援いただいた方々には心より感謝申し上
  げます。しかしながら、戸惑いや不快感を与えてしまった方には深く反省し謝罪いたします。
  言い訳はしませんが、皆様からのご支援、ご意見、ご叱責を基にしての現在と今後の決意、行動をお知らせします。
  どうか私のつたなくも真剣なランへの想いに免じて至らなかったことをお許し下さい。このような状況下でも
  「らぶりぃ洋ランの集い」「宿らぶりぃ」だけでなく少しでも被災地に生きる人間として行動せずにいられなかった
  ことも申し添えます。申し遅れましたが、日本中が大小の差こそあれ被災地でもあり、不安の渦中にあります。
   お身体を大切にお過ごしください。                    藩 世英

  ●現在、被災者支援プラン12食付4800円という破格の料金で提供して多くの被災者を支援しています。営業上これ
  は赤字ですが、皆様からの支援金あってこそ実現できました。長期間一人でも多くの方に喜んでもらえるように皆
  様の支援金を充当させていただいています。
 ●お送りいただいた支援物資・食品・生活用品も被災された方に直接お配りしています。
 ●宿の修理や経営上の経費については全て銀行等からの借り入れで営業しています。皆様からの支援金は宿には一切
  使っていません。
 ●今後も混迷は長期化すると思います。まずは今の私に出来る限りを行動して、残金については洋ランの集いのため
  に全額使わせていただきます。
 ●被災された会員・会友へのお見舞い金については私の一存にお任せ下さい。
 ●らぶりぃ洋ランの集いは独特の運営でなされていますので、通常の趣味の会とは異なる点があることをご理解願い
  ます。
 ●現時点では私共のような宿泊施設を二次避難所に指定した上で生活面等も支援されれば良いのですが、残念ながら
  行政側では解決策は未定ですので独自に支援行動をするしかありません。
 ●領収書を必要とする方はお申し出くださればお送りします。

  洋ランの集い会員・会友の方へ
 ・
4月の例会は久しぶりの再会に心を和ませました。
 ・
6月会報より宮城県の蔵田様に毎回の例会について客観的な視点での総論をお願いしています。
 ・
5月の総会・親睦会へは多くの会員・会友の方のご参加をお待ちしています。なるべく4月中に参加の有無をお知
  らせください。
 ・会員名簿を作ります。ご事情で氏名、住所、電話番号を控えたい方は
5月総会の前にお申し出下さい。

 ◆御礼とご協力のお願い◆
   多くの方々からご支援が届いています。被災者の方や避難所生活の方、ご自宅でも生活
   に支障をきたしている方が今なお大勢いますので、宿らぶりぃでは皆様からのご支援や
   ご支援いただいた品々を直接お渡ししています。支援宿泊への充当、お送りいただいた
   タオル・毛布等の生活用品、カップ麺・トマト・缶詰め等の食品の直接配布することで
   も皆様からの善意を活用させていただいています。私共の活動をご理解の上、引き続き
   ご支援をお願いします。
   ・お礼状をお届けできない方々には是非、ご連絡先をお教え下さるようお願いします。
     取り急ぎこの場を借りて御礼申し上げます。  2011年4月14日

  宿らぶりぃ・らぶりぃ洋ランの集いへのご支援・ご援助のお願い
 
東京ドームでの素晴らしい祭展を心に刻む間も無く、突然悪夢の如く東日本を襲った大地震と大津波。
   不幸にも被災された方、直接被災されなかった方も多大な心痛と苦悩にさいなまれた
と思います。
  
さて、私の経営する宿は建物の一部が損壊し、外部の設備も凍結破損しました。応急修理をして営業
   は再開しましたが、観光としての予約は夏までほとんどキャンセルです。
  
私は洋ランをこよなく愛し、洋ランの集いを通して小さく可憐なランの栽培向上に情熱を注ぎ続けて
   きました。
  
今回の大地震で宿の経営は絶望的です。もちろん銀行からの借り入れもしましたし、友人知人にも援
   助をしてもらい、被災地へのお見舞いをする方や工事、調査関係者の方の宿泊も行って
います。
   しかしながらこれ以上限界を越えて続けられないことは明白です。本当に心苦しく、
男として恥ずべ
   きお願いですが、皆様にご援助、ご協力を懇願するしかないことをお許し下さい。
  
宿らぶりぃ無くしてらぶりぃ洋ランの集いはありません。また、私にとってランは生きる力と命その
   ものです。なんとしても、なり振り構わず「らぶりぃ洋ランの集い」を存続させ、必ず
「宿らぶりぃ」
   を再興させます。どうかランの笑顔のために皆様のお力添えをお願いします。
     
●ご寄附・義援金・お貸付等どのような形でもお受けします。
     
●ご宿泊していただけるのが何よりです。ご友人知人に被災された方がいる方には当宿の被災者
         難宿・工事関係者の宿泊・被災お見舞に行く時にご利用下さるようにご紹介もお願いします。
     
●今回の大地震で会員の方の中にも家族や親族を亡くされた方、家や車に被害を受けた方もありま
         した。らぶりぃ洋ランの集いとしてお見舞いをいたしたく思います。
     
●後日、随時、詳細をご報告させてもらいます。
     
●時節柄、ご協力下さる方のみならずご意見ご叱責は直接、私宛てにご連絡いただきたく存じます。

                                     201147日  藩 世英 

              *個人的な要請になりますが、領収書・金銭消費貸借書等は用意いたします。
        
*振込先 新生銀行 仙台支店 普通預金 店番630 口座番号0305170 藩 世英 バンセイエイ
                
                 
989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字上ノ原168-82
                                      
 美食と温泉宿らぶりぃ   らぶりぃ洋ランの集い 
                     
0224-34-3110 fax 0224-34-3749  E-mail  info@p-lovely.com
                          ホームページ http://www.p-lovely.com/

ニュース速報!
東北関東大震災において多くの皆様にご心配をおかけしました。当宿は山形県境の山間部でしたの
で津波の被害を受けず、建物も温室も人も無事でした。停電で電話、携帯、公衆電話など一切通信
が出来ず、やっとこうして皆様に無事のご報告ができました。何度もお電話いただいた方々に心より御
礼申し上げます。一週間の停電中、極寒の地で温室を維持するのには苦心しましたが何とかランも耐
えてくれました。観光地の宿にとってこれからが試練の長い時になります。美食と温泉宿らぶりぃ、ら
ぶりぃ洋ランの集いのためにも頑張るしかないと思っています。本当に皆様からのお気持ちに感謝する
と共にらぶりぃの無事をお知らせいたします。 追伸 広い地域の沿岸部の方々は想像を絶する被害
にみまわれ多くの方が亡くなりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。全国的にガソリンや食品・
物資が不足していますが、らぶりぃはすぐにでも営業を再開する予定です。山形の須藤さんが二度も
遠路を来ていただいた上に発電機まで持参して下さり感謝の言葉がありません。
らぶりぃ洋ランの集いは4月例会・5月総会、いづれも開催する予定です。尚、3月の会報は一部の方
には発送されていませんがメール便が回復しだいお送り致します。

 

 

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    世界らん展日本大賞 公式Webサイト  全日本蘭協会

    宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字上の原168-82
       рO224−34−3110
              美食と温泉の宿 らぶりぃ

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